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【3月14日放送】
楽園の住人
弥生の弐 広島・大崎上島
~瀬戸内のゆったり島暮らし~

瀬戸内海に浮かぶ広島県大崎上島で暮らす石倉啓輔さん(67歳)幸子さん(66歳)が主人公。大阪出身の啓輔さんは地元の製薬会社に勤務していましたが30歳で転職し靴屋を経営。ところが55歳のとき店の土地が再開発計画地になったのを機に閉店、保険会社の研修所に夫婦住み込みで働くことに。その頃から定年後の生活に思いを巡らすようになったお二人は、「静かな場所でのんびり暮らしたい」という夢を抱きます。そして出会ったのが大崎上島でした。自然豊かな島に一目惚れし、啓輔さんの定年退職を待って2005年に移住。「好きなことを好きな時に好きなだけやる。」それがお二人のモットー!ゆったりとした島暮らしを、これからも楽しんでくださいね!

瀬戸内海のほぼ中央に位置する大崎上島。島へ渡るにはフェリーを利用します。年間を通じて気候は穏やかで自然もいっぱい!そんなところに石倉さんご夫婦は惹かれたんだそう。この島は、お二人にとって、まさに理想の島だったんです!

ご自宅は、築35年の一軒家。中を拝見すると啓輔さん手作りの家具や飾りがあちこちに。老朽化していた家の修復を自分で始めたのがキッカケで日曜大工に目覚めてしまったんだそうです。自信作のこちらの扉、テーマは「西部劇」。よく見るとネジが飛び出しちゃってるんですが、それもご愛嬌!

夜、島の文化センターに続々と集まる奥様方。皆さんネコの衣装を着ています!実はこれ幸子さんが参加している島のコーラスグループの練習。おかあさんコーラスの全国大会に出場するほどの実力なんです。楽しい仲間と集い歌うこの時間を、幸子さんは毎週心待ちにしているんだそうです。

大好きな大崎上島のために何かしたい!と、啓輔さんは様々な活動に積極的に参加しています。この日は同年代の仲間のボランティアサークルで、桜の剪定です。まだ「見習い」の啓輔さんですが、先輩方に教えてもらいながら枝切りに挑戦!『上達が早い』と、お褒めの言葉を頂いちゃいました!

啓輔さんが今、力を入れているのが、島起こしのNPO団体「かみじまの風」の活動。島へ移住したいという人に物件を紹介するため、空き家を調査し、「空き家バンク登録リスト」を作成しているんです。移住者の先輩としての目線で、空き家の細かい部分もしっかりチェック!

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広島県豊田郡大崎上島町
東野6625-1
TEL:0846-65-3120
問い合わせ:午前8時30分~午後5時30分
※平日のみ

大崎上島町商工観光課 定住相談窓口

大崎上島では定住者を募集しています。穏やかな瀬戸内で、ゆったり島暮らしをしてみたい!とお考えの方は、こちらに相談してみては?味のある古民家など、空き家物件の紹介も行っています。

広島県豊田郡大崎上島町
中野5587-14
TEL:0846-64-2119
営業時間:午前10時30分~午後7時
定休日:木曜
ラーメン¥530より

徳森食堂

幸子さんが参加するオレンジコーラスの指揮者、徳森先生が営む食堂がこちら。自慢のラーメンは、島でも大人気なんです!昔ながらの醤油味で、わざわざフェリーに乗って食べにくるお客さんもいるほどなんだとか。

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