高知県高知市が舞台。1年半前喫茶店「カフェテラスれんげ」をオープンした市来悦男さん(61歳)と妻の起子さん(60歳)が主人公です。海上保安庁に勤めていた悦男さんは巡視船の航海士でした。そのため家族一緒に暮らすことが難しく15年間の単身赴任生活が続きました。そして定年後、起子さんの夢だった喫茶店をオープン。久しぶりの夫婦生活、喧嘩も日常茶飯事ですが、地元の人や家族に支えられ、笑い声がたえず、賑やかな喫茶店になりました。
これからも夫婦仲良く頑張ってください。
「れんげ」のモーニングセットはボリューム一杯。
そのため朝食と昼食を兼ねたブランチとしても大人気。中でも長女・智美さんが作るキッシュはお洒落で美味しいと好評。
こちらは起子さんが毎日作る日替りランチ。地元の野菜を使っているため、毎日メニューが変わります。この日は煮物やサラダなど7品のメニューが並び、これまた大好評です。
完全に退職した訳ではない悦男さん。月に5日、高知海上保安部の仕事を続けています。高知港の安全のために、真剣なまなざしで行き来するタンカーを見守る姿はとても精悍です。
この日、ご近所に住む喫茶店の常連さんたちが、野菜のお裾分けを持って来てくれました。いつも新鮮で、ご夫婦は大助かり、嬉しいですね。