柳原尚之先生(季節を噛みしめる)

鰹とキャベツの酒盗和え

酒の肴にもぴったり。
さっぱりとした味わいの鰹に食感の良いキャベツを香り良い和え衣で。
ゆっくり噛んでください。

1人分 エネルギー 155kcal 塩分2.2g
テキストNO.192 P101

材料(2人分) キャベツの葉…2枚
カツオ…1/2サク(150g)
<和え衣>
 酒盗…大さじ1と1/2
 みりん…小さじ2
 醤油…小さじ1と1/2
 くるみ…10g

作り方

1. カツオは7〜8mm幅の刺身にして、醤油大さじ1/2(分量外)を絡めて下味をつける。キャベツは固い芯を切り取る。
2. 鍋に湯を沸かし、塩をひとつまみ(分量外)入れ、キャベツが少し透明になってしんなりするまでさっと茹で、ざるに上げて粗熱をとって食べやすい大きさに切る。
3. キャベツとカツオを交互に重ねて器に盛り、食べる直前に和え衣をかける。
※自分で和え衣を絡めながらいただきます。

<和え衣の作り方>
1. くるみはフライパンで空煎りして、刻む。酒盗は、包丁で細かく叩く。
2. 小鍋にみりんを入れて煮立て、酒盗、醤油、くるみを入れて、すぐに火を止め、そのまま冷ます。
※火にかけすぎると酒盗が縮んでしまいます。

ポイント
  • <キャベツを茹でる>
    塩を入れて茹でるとキャベツの色と甘味が引き出されます。時間で言えば10秒くらい。長く茹でていると食感がなくなってしまいます。歯ごたえを残すのがポイント。

  • <噛みごたえを作る>
    いろいろな食感を取り入れることで、食べ飽きないおいしさが生まれます。そこでくるみのような別の食感を持つものを加えて、楽しみを増やすのもいいですよ。