イントロダクション

太古の昔から続いていた、古代人類リュウソウ族と戦闘民族ドルイドンの戦い。 6500万年前、巨大隕石が地球に落下した際、宇宙へと逃亡したドルイドンが、いま再び地球侵略を狙って襲来した。 リュウソウ族の末裔であるコウ、メルト、アスナ、トワ、バンバの5人は、封印していた騎士竜たちを呼び覚まし、新世代のリュウソウジャーとして、地球を守るための戦いを開始する。 やがて海のリュウソウ族・カナロも新たな仲間となった。ドルイドンとの激闘が続く中、7人目の仲間となるかと思われたナダが非業の最期を遂げるという辛い出来事を乗り越えた6人のリュウソウジャー。 ドルイドン、そしてリュウソウ族を生み出した存在でもあったエラスは、地球を傷つける者たちを滅ぼし、地球を創り直そうとしたが、ソウルをひとつにして立ち向かったコウたちによって倒された。 厳しい戦いの日々を終えた6人は、彼らが目指す新しい未来へ向かって、歩み始めたのであった。 2019年に放送スタートし、大人気のまま最終回を迎えたリュウソウジャーが、特別編として1年ぶりにスクリーンへ帰ってきた。 今作はTVシリーズで描かれなかった、 リュウソウジャーの仲間・ナダの、TV第32話と33話をつなぐ、知られざる騎士道の物語だ。

ストーリー

コウは、バンバから聞いた話を思い返す。 兄弟子として慕ったリュウソウ族のナダと過ごした大切な時間を。 ある日、ナダが仲間に加わり今後のことについて話していたメルト、アスナ、トワたちは、マイナソーによって憎しみに捕らわれた人々を見つける。 襲われていたコウと合流し彼らを退けるが、そこに、人間の姿をした新たな人型マイナソーが現れる。 一方、コウたちによってガイソーグの呪いから解放され、捕らわれていた闇に打ち勝ち正しい心を取り戻したはずのナダだったが、ある悩みを秘めつつ、バンバを呼び出していた―。