緊急取調室

毎週木曜夜

キャスト

真壁有希子(45)……… 天海祐希
 キャリア不合格組の警部補。所轄時代に、現・警視庁刑事部長の郷原に能力を認められ、警視庁捜査第一課へ。その後、特殊犯捜査(SIT)第3係長の主任に就任。女性初のSITの長として、犯人と交渉を行ってきた。ところが、バスジャック事件で交渉に失敗。犯人に発砲するという失態を招き、取り調べ専門チームである捜査第一課緊急事案対応取調班(通称・キントリ)に配属される。上にも下にも媚びない一匹狼タイプ。強さと弱さを兼ね備えている。過去に起こったある未解決事件の影響で、犯罪を強く憎んでいる。

梶山勝利(46)……… 田中哲司
 捜査第一課緊急事案対応取調班(通称・キントリ)を統括する管理官。ノンキャリアだが、冷徹な判断力と要領の良さで出世を重ねてきた。女性被疑者の取り調べのために、女性取調官の補充を要望していた折、有希子がバスジャック事件で失態を犯す。昔からよく知る有希子の“交渉術におけるエキスパート能力”に目を付け、キントリの新メンバーに抜擢。決断力で部下を引っ張る男。

渡辺鉄次(30)……… 速水もこみち
 警視庁・刑事部捜査一課、殺人捜査第一係の刑事。係長である監物大二郎とコンビを組んでおり、周囲から「もつなべコンビ」と呼ばれる。恐怖感や駆け引きの機微というものを持たない怪力男。上司である監物の命令ならば、どんなことも従順に従う、部下としては優秀な男。

監物大二郎(41)……… 鈴木浩介
 警視庁・刑事部捜査第一課の殺人捜査第一係長。部下の渡辺鉄次とコンビを組んでおり、周囲から「もつなべコンビ」と呼ばれる。自分たちが検挙した犯人を横取りしていく緊急事案対応取調班(通称・キントリ)に対して敵意を抱いている。すぐ物に当たる、度量の小さい男。

相馬一成(52)……… 篠井英介
 警視庁・刑事部捜査一課の課長。ノンキャリ。緊急案件の場合、被疑者の取調べを捜査第一課緊急事案対応取調班(通称・キントリ)に行わせるかどうかを判断する。陰険で、下には横柄。上には媚を売るタイプ。警察内部の裏情報には精通している。

郷原政直(54)……… 草刈正雄
 警視庁・刑事部の部長で、緊急事案対応取調班(通称・キントリ)の設立者。ノンキャリアながら、その人格と才覚で刑事部長にまで上り詰めた。警察官の鑑のような男。所轄時代の有希子の働きぶりに目をつけ、本庁勤務に推薦した人物でもある。

菱本進(56)……… でんでん
 警視庁・刑事部捜査一課の緊急事案対応取調班(通称・キントリ)の刑事。刑事人生の大半がマル暴一筋で、見た目も物言いもまるでヤクザ。女性警察官は邪魔だと思っている。犯罪の生き字引。おだてたり、脅しや取引をもちかけたり…と、海千山千の経験で犯人を落とす。

中田善次郎(57)……… 大杉漣
 警視庁・刑事部捜査一課の緊急事案対応取調班(通称・キントリ)の刑事。「ホトケの善さん」と呼ばれるほど、とにかく温和で、人情味あふれる善人。どんな凶悪犯であっても更生する力があると信じている。犯人には無駄にテクニックを駆使せず、誠実にあたり、情で落とす。

小石川春夫(55)……… 小日向文世
 警視庁・刑事部捜査一課の緊急事案対応取調班(通称・キントリ)の刑事。犯人にはソフトに対応するが、徹底した洞察力を発揮して追い込む。有希子がキントリに異動してきたことも訝しく思っている。普段はいつも笑顔。だが、誰も彼が本当に笑っているとは思っていない。

かやの(23)……… 中村静香
 緊急事案対応取調班(通称・キントリ)のメンバーが仕事終わりによく訪れる居酒屋『しんじ』の店主。夫・しんじと二人三脚で店を切り盛りしている。

しんじ(28)……… 生島勇輝
 緊急事案対応取調班(通称・キントリ)のメンバーが仕事終わりによく訪れる居酒屋『しんじ』の店主。妻・かやのと二人三脚で店を切り盛りしている。

真壁奈央(16)……… 杉咲花
 有希子の娘。時には姉弟ゲンカをすることもあるが、弟・則行の面倒をちゃんと見るシッカリ者の長女。

真壁則行(7)……… 秋間将汰
 有希子の息子。有希子に対しても、姉・奈央に対しても、まだまだ甘えん坊な一面もある長男。

真壁匡(享年38)……… 眞島秀和
 有希子の亡き夫。娘・奈央が小学生、息子・則行が赤ん坊だった頃に死亡した。

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