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2016年5月26日
天樹悠役・東山紀之さん&堂本俊太郎役・北大路欣也さんコメント

【東山紀之(天樹悠・役) コメント】
 世間ではとても悲しく、ひどい事件が多発しています。そんな中で、事件に対してより高いプロ意識を持って生きる男たちを描きたい――そう考えて、スタッフの方々にお願いした結果、この第2シリーズの基軸ができました。新たな物語で、北大路さんをはじめとする個性的な皆さんと再びご一緒でき、うれしい限りです。この座組みには、類まれなる力を持った方々がそろっています。皆さんのお力を借りながら、真剣な人間同士のぶつかり合いと更なる化学反応を生み出し、数々の凶悪事件や権力に立ち向かっていく“熱さ”を表現していけたら、非常にうれしいです。また北大路さんとは、心の通った義理の親子という関係を根底に残しつつも、事件を解決するプロフェッショナル同士という間柄を保ちながら、向き合っていきたいです。
 僕が演じる天樹悠は、より一匹狼的になり、事件に対してはあたかも“悪魔のようなしつこさ”が出てきます。僕自身も今年で50歳。“生ぬるくないもの”をやっていきたいという思いも強いので、そんな天樹を徹底的に演じていこうと思います。今回は、前作以上に“人間の業”に突っ込んでいく物語。毎回毎回、大一番だと肝に銘じながら、真剣かつ熱く撮影に臨んでいきたいです。

【北大路欣也(堂本俊太郎・役) コメント】
 刑事モノには数多く出演してきましたが、ずっと事件は刑事が解決するものだと思っていたんです。ところが、この年になって堂本という役と出会い、初めて病理や法医の世界を知りました。僕にとって、ものすごく開拓できるジャンルだと思っていますし、やりがいを感じています。
 今の世の中は「まさかこの人が…」というような犯罪が多く、どこか世の中の仕組みの歯車が狂ってきているような気がします。堂本を演じる際も、そういう現実に対する疑問を感じながら、最善を尽くして捜査に協力し、事件解決の糸口をつかみ取っていきたいと思います。東山さんとのシーンも、扱う事件が事件ですから、前作よりも遥かに捜査に対するエネルギーが大きくなり、緊張感が増すのではないでしょうか。実は僕自身、撮影前から非常に緊張しています。第2シリーズは前回と違い、非常にシリアスでハードになると聞いております。やはり台本を読んでもそういう感覚を覚えますし、演じる我々も非常に切羽詰まり、緊迫した状況に置かれる予感でいっぱいです。そんな中で、最後まで自分自身と闘いながら、堂本を精一杯演じていきたいと思っています。

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