木曜ミステリー
科捜研の女

毎週木曜よる7時58分〜

キャスト

(さかき・まりこ)……沢口靖子(さわぐち・やすこ)
京都府警科学捜査研究所、通称"科捜研"の法医研究員。科捜研の名物研究員として知られている。科学捜査には信念とプライドを持っているが、若い頃のように科学を過信することなく、真理は科学を扱う人間にかかっていることも学習している。
独身。刑事の土門とは何かと対立しつつ、事件解決という目指すところは一緒であるため、協力し合い、互いに信頼している。

土門 薫(どもん・かおる)……内藤剛志(ないとう・たかし)
京都府警捜査一課の刑事(警部補)。一匹狼的な性格で、団体行動が苦手。そして直情的に突っ走ることが多い。そのため、組織やチームといったものとは別行動を取ることが多く、衝突も多い。
妻とは死別。かつての部下・権藤の殉職に責任を感じていることもあり、木島に対しては厳しくも温かく指導にあたっている。

風丘早月(かざおか・さつき)……若村麻由美(わかむら・まゆみ)
洛北医科大医学部病理学科法医学教室の教授。一男一女の母。のんきで陽気な性格。マリコとは同世代ということもあり、仕事以外でも、何かと相談に乗っている。
性格も私生活もマリコとは異なるが、仕事に関しては、よいパートナーシップで結ばれている。

宇佐見裕也(うさみ・ゆうや)……風間トオル(かざま・とおる)
科捜研の化学担当。京都府警科学捜査研究所の研究員中途採用試験に合格、採用された。
以前は国立航空科学研究所の技官として、航空及び空港テロに備えた爆発物および化学兵器の防犯・研究をしていた。気象や海洋など、航空安全に関わる知識も豊富。

藤倉甚一(ふじくら・じんいち)……金田明夫(かねだ・あきお)
京都府警刑事部長(警視正)。鑑識畑ひと筋、筋金入りの現場第一主義の鑑識員だったが、その卓越した観察眼と冷静な判断力を買われ、刑事部長に抜擢された。
頑固で、曲がったことが嫌い。人に媚びたり、愛嬌を振りまいたりなどは絶対にしない。人前で笑顔を見せることすらない。鑑識や科捜研はあくまで裏方であり、常に客観的な視点で証拠を採取し、予断なく刑事部に提出することこそ使命だと信じている。そのため、捜査に介入したり、事件関係者と過度に接触したりするマリコたち科捜研の行動を厳しく制する。

日野和正(ひの・かずまさ)……斉藤 暁(さいとう・さとる)
科捜研所長。文書鑑定担当(筆跡、印影、写真複製物等によって印字された文字の識別。偽造通貨鑑定等)。もともと警視庁科捜研におり、京都府警からの要請を受けて異動してきた。そのため、妻子は東京在住で京都には単身赴任中。
見かけはいい加減だが、意外に正義感も強く、情にもろい。

相馬 涼(そうま・りょう)……長田成哉(おさだ・せいや)
科捜研の物理担当(銃器鑑定、機械・建造物の破損。交通事故解析など)。
民間の事故鑑定機関出身。科捜研への就職を希望し、全国都道府県の科捜研採用試験を受けていたが、筆記試験は優秀なのに面接での評価が低く、不合格が続いていた。念願叶って京都府警科捜研の採用試験に合格、物理研究員として配属された。悪気はないが、空気を読めない性格。

木島修平(きじま・しゅうへい)……崎本大海(さきもと・ひろみ)
捜査一課の刑事(巡査部長)で、土門の部下。所轄署にいたころから土門のことを尊敬しており、一人前の刑事として土門に認められたいと捜査に臨むが、張り切りすぎて空回りすることも。

涌田亜美(わくた・あみ)……山本ひかる(やまもと・ひかる)
科捜研の映像データ担当。童顔で飾り気のない風貌で、気がつくと毎日同じ服を着ていたり、平気で科捜研に泊りこんだりする。オンナを捨てているわけではないのだが、まったく女性らしさを感じさせないキャラクター。性格は天然を通り越して、空気の読めなさは相馬以上。だが、見た目の頼りなさとは裏腹にデジタルスキルは高く、映像関連のデータ分析や解析能力も並はずれている。

佐伯志信(さえき・しのぶ)……西田 健(にしだ・けん)
京都府警本部長。事なかれ主義で、波風を立てるのをよしとしない。何よりも警察の面子にこだわり、その徹底ぶりがコミカルに見えることすらある。

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