2007年8月22日
世界競泳も2日目が終了!
日本チーム、連日のメダルラッシュに沸いています。
男女100m背泳ぎで、森田智己選手が銅メダル、中村礼子選手が銀メダルを獲得!
400m個人メドレーでは、見事、カムバックした27歳の森隆弘選手が銅メダル!そしてチームの総合力が試されるリレー種目、4×200mフリーリレーでも銀メダルに輝きました!
ベテランがメダルを獲得する中、若いスイマーたちも、世界を相手に奮闘しています。
100m背泳ぎの予選では入江陵介選手が、日本高校新記録を樹立! 前半からの積極的な泳ぎを見せてくれました。これまで、200mを得意としていた入江選手は、100mでも記録短縮を目指し、日々、努力を積み重ねてきたのです。今、話題となっている「ビリーズ・ブートキャンプ」を取り入れ、全体的な体力の向上を促し、スピードを手にしました。その成果が、しっかりとレースにつなげることができたと思います。
練習でやってきたことを100%出し切れる選手は少なく、特に、初めての世界舞台で、自分のレースができることは、本当に素晴らしいことです。しっかりと課題を克服し、自分のレースが出来る高校3年生。次は、得意の200m背泳ぎ。自分自身の目標に向かって、思い切りチャレンジしてほしいです。
この世界競泳2007は、北京五輪に向けて、重要な意味を持っています。
来年、2008年8月8日に開幕する北京五輪まで、大きな世界大会での実践の場は、この世界競泳が最後となるのです。
選手たちは、来年、勝負するためにも、この世界競泳で、大きな自信を手にしてほしい!
フレーフレー日本(^▽^*)
萩原智子/Tomoko Hagiwara
1980年、大阪府生まれ、山梨育ち。
2000年シドニー五輪200m背泳ぎ4位入賞。2003年日本選手権では、100m、200m自由形、200m背泳ぎ、200m個人メドレーで史上初の4冠達成。「ハギトモ」の愛称で親しまれ、現在でも100m自由形、200m個人メドレーの日本記録を保持しているオールラウンドスイマー。
現在は、山梨学院カレッジスポーツセンター研究員、財団法人日本オリンピック委員会アスリート委員、女性アスリート専門委員、財団法人日本水泳連盟強化委員、日本アンチ・ドーピング機構広報委員、株式会社アシックス アドバイザー、上越市スポーツアドバイザー、高知県宿毛市宿毛大使を務めている傍ら、水泳解説や水泳指導のため、全国を駆け回る日々を続けている。
その活動の様子は、ブログ「萩原智子のいつも笑顔で」でチェック!