遺留捜査 毎週木曜よる8時

ニュース

2017年5月30日
キャスト、ゼネラルプロデューサーコメント

上川隆也 コメント
 「前作のスペシャルから約2年ぶり。連続ドラマでまた糸村を演じられるとうかがった瞬間、まじりっけなしにうれしかったです。舞台は京都に移りますが、糸村本人は職場が変わることについて、まったく重く受け止めていない様子。そのせいか、演じている僕自身も肩に力が入ることなく、これまでのシリーズ同様、“ぬるっ”と糸村になりました。自分でも不思議なぐらい、撮影初日のファーストカットから糸村聡がそこにいました。
 シリーズがはじまって6年が経ちますが、糸村という男は変わらないな、としみじみ感じます。そのあまりの揺るぎなさに、感心すら覚えました。糸村の奔放な感性は、僕が演じてきたほかのどんな役ももっていないもの。6年を経て、糸村という役の“唯一感”ともいうべきものをより強く感じています。環境もメンバーも変わってこれまでとはまたひと味違った作品になりそうですが、今シーズンでも糸村らしさはどこまでも健在です。
 また、『遺留捜査』はただ事件を解くだけではなく、なぜ事件が起きてしまったのか、その因果のさらに一歩先をひも解いていく物語。そこがほかのドラマにはない要素ですし、大事に作っていきたいと思っています。(テレビ朝日のゴールデン帯ドラマ枠を制覇したが?)京都に異動しても変わらない糸村と同じように、この作品は“枠によらない”素材なのかも知れません。枠が違うから何かを変えるということはありませんし、『遺留捜査』が『遺留捜査』であり続ければ、『木曜ミステリー』枠に移動したことの意味も後からついてくるのではないかと思っています」

栗山千明 コメント
 「豪華な共演者の方々に囲まれて緊張していますが、これまでのシリーズのファンの皆様に受け入れていただけるよう、頑張っていきたいと思います!
 京都は絵になる場所がたくさんあるなぁと、改めて感じながら撮影しています。
 私が演じる神崎莉緒は、まっすぐで真面目で真っ当な刑事。だからこそ、糸村さんの個性的な面が強調されるようになれば…と思いながら演じています。
 糸村さんは、やはり人とは違う視点をもっているところが面白いですね。
 糸村さんの捜査からは、事件の奥に隠れた人の想いを感じることができます。新シリーズもそんなストーリーが詰まっていますので、ぜひ楽しみにしていて下さい!」

戸田恵子 コメント
「上川さんとは古くからのお付き合いですが、糸村というキャラクターを完璧に作り上げて第4シーズンまで来ているんだなと実感しました。テレビで一視聴者として観ていた糸村が、すぐそこにいる…という感慨を覚えましたね! 栗山さんは初共演なのですが、ずっと前から知り合いだったかのような感覚で過ごせる方。ほかは皆さんよく知っている方たちばかりで、非常にいいチームだなと感じています。
 たまにスッと人の懐に入って来るのが上手な人がリアルにいますが、路花はそれが得意な人。そのバックボーンに、大部屋俳優の娘という生い立ちがあるのだと思います。
 新しく糸村が特別捜査対策室に入ってきて、彼の遺留品に対する思いに感化され、私たちもそれを認めていく…。そんな姿を、3カ月間かけて描いていきたいと思います!」

永井 大 コメント
「京都の撮影所の長い歴史と独特の雰囲気、そして東京とは違う場所で撮影する新鮮さなど、クランクインして楽しみがとても多いです。この暑ささえも心地よく感じられる気がします。上川さんが温かい空気を作ってくださるので、チームワークよく撮影しています!
 メンバーの中では、雨宮は頭脳よりも身体を使って捜査するポジション。一生懸命やっていることが空回りしてしまうなど、お茶目な一面も出せたら…。また、コンビを組む路花役の戸田さんとは、母と息子のようなイメージで演じていけたらいいなと思っています。
『遺留捜査』の復活を待ちに待っていたファンの方も多いと思いますが、新メンバーとしてまた違った色を出していきたいと思うので、新たな視線で楽しんでいただけたらうれしいです。雨宮が少しずつ刑事として成長していくところもぜひ見ていただきたいですね」

甲本雅裕 コメント
「『遺留捜査』のシリーズの最初から出演させていただいていますが、また参加できる喜びと京都が舞台ということで新たな思いで臨んでいます。主人公・糸村刑事を演じる上川隆也さんはいかなる時も姿勢の崩れない、誠実を絵に描いたような方です…と言っておきます(笑)。
 上川さんとの出演シーンが多いのですが、“愛”が感じられるよう心がけています…変な意味ではなく! 糸村刑事が京都の街をお馴染みの自転車で走るだけでも楽しみですが、新しいレギュラー刑事の方々のキャラクターと糸村さんとの関係性も見どころです。オマケにいつもと同じ、村木さんの京都での弾けっぷりも見どころにしておいて下さい(笑)」

段田安則 コメント
「『遺留捜査』は過去のシリーズも拝見していましたし、京都は私の地元ですので、撮影はとても楽しいですね。上川さんとは初共演ですが、最初にご一緒したシーンからもう糸村になりきっていて、“テレビで観ていたとおりだな!”と感動しました。
 私が演じる桧山は、仕事ができる切れ者。糸村が来たことによって特別捜査対策室に化学反応が起きていきますが、桧山はどう変わっていくのか、僕自身も楽しみです。素晴らしい俳優さんばかりですし、京都の風景もみどころですが、なんといっても遺留品を軸に捜査していくというストーリーが面白い! ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。」

三輪祐見子(テレビ朝日ゼネラルプロデューサー) コメント
 「あの愛すべき風変わりな男が、この夏、京都に現れます!京都府警の個性的な精鋭チームの中で、今回も糸村刑事は周囲の皆を翻弄しながらも難事件を解決していきます。マイペースぶりは京都に行ってもちっとも変わらず、「遺留品」への執拗なこだわりも健在です。
 遺された物に宿る想いを汲み取って、残された遺族に想いを伝えるという糸村刑事が、京都という土地で巻き起こす新たな化学反応を我々制作チームも楽しみにしているところです。あくまでも糸村刑事は自分の好奇心を満たすためにしていることですが、多くの刑事ドラマの主人公の中で最も遺族に寄りそう刑事、糸村の京都での活躍を、どうぞご期待ください。」

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