福島原発事故で出た放射性廃棄物を処理する場所を決めるのに、こんなに大変な反発があるというのに、なぜ、政府は強いて原発を推し進めるのでしょうか。

世界の原発の安全基準の特集について。日本の原発安全基準が世界から大幅に遅れていることがよくわかりました。

渡辺謙さんのインタビュー。虚と実の関係のお話は、大変興味深い内容でした。日本人は、さまざまな事柄についての検証ができていない国民性になってしまっているところがあると思います。渡辺謙さんのご家族や、ご子息についての話題がでているなかで、古舘さんも、ご自分の息子さんのことを、いつも気にかけて、見守ってあげているんだと感じました。大変なお仕事を支えているのがご家族の存在なんですね。

右上葉肺腺がんの治療を受けながらプレーを続けるフットサルの選手の特集は非常に感動しました。ネガティブなニュースが多い昨今で、この特集は人に勇気を与えるものだと思います。感動や勇気を与えるニュースを報道するのも公共の電波を使う者の義務だと思います。今後も期待しています。

民間航空機が撃墜されるという、今回の事態を受け、世界的に紛争の火種が頻繁している昨今、再びこのような悲惨な惨事が起こらないために、国際社会がしっかりとしたルール規定をつくり、番組のなかでもお話がありましたが、ガラス張りのなかで、国際調査を進められるように、検証と追及を行ってほしいものです。

川内原発のニュースを見て、一方的・批判的報道に反発を感じます。今の状況では原発はやむを得ないし、安全も大事という人もいるはず。すべてをクリアしなければ前に進めないという報道も含め、批判ばかりの日本の状況にうんざりです。

川内原発の安全審査の合格判断に非常に疑問を感じます。“安全”という基準の根拠も不明瞭なうえ、事故が起きた場合の避難計画もない。もしも事故が発生した場合には誰が責任を取るのでしょうか？曖昧な点が多すぎるのに、再稼働にむかっているのは不安です。

台風一過で、関東が一気に猛暑となったことにより、日没前の都心の空に現れたダブルレインボー。スカイツリーとコラボレーションしていた珍しい虹の光景に元気をもらいました。今月の被災地からの中継、宮城県岩沼市の干物工場。復興へと立ち上がろうとする、従業員の方々の熱意に励まされました。鎮魂と復興への願いは、これからも続いていきます。

子宮頚がんワクチンの副作用について。全国で被害が出ていて、車いすの少女や、記憶障害の少女たちが自分の症状を訴えているにもかかわらず、厚生労働省の人たちが出した結論が信じられません。ワクチンとの因果関係を認めようとせず、思春期特有のものと決めつけるのはどうかしていると思います。被害者の立場に立った「真実」をこれからも報道してください。

集団的自衛権について、反対姿勢一色の報道には驚きました。集団的自衛権賛成の人は、戦争をしたいとか、武力行使したいという訳ではありません。アメリカとの協力関係を強めることが日本の抑止力を高め、それが日本の防衛のためになると思っています。誰でも積極的には武力行使には賛成しません。しかし、東アジア情勢の緊迫化などを考えると、「止むを得ない」と思う国民もいます。そういう声も取り上げるべきです。

６月３０日、７月１日の集団的自衛権の取り上げ方がとても良かったです。他局にはない踏み込んだ内容で、とてもよくわかりました。国会前のデモや市民の声も、ありのまま報道していて、事の重大さを気づかせることできたのではないでしょうか。私個人的には、集団的自衛権行使には反対です。閣議決定のあとも、行使を阻止するために何かしなければならないと感じております。

大阪・御堂筋の車両の事件について、まだ因果関係も解明されていないのに、糖尿病が原因かのようなテロップはいかがなものでしょうか。

特定秘密保護法、原発再稼働、原発輸出、武器輸出、集団的自衛権の行使容認と次から次へと国民が置き去りにされていく流れが加速されているように思えて、日々不安を感じています。私の１票で何が変えられるのでしょうか。考えてしまいます。