私は福島の原子力発電所に勤務している東電社員です。国民の皆さまにはお詫びしてもし尽くせないことを起し、深く反省しております。さらに、会社の経営の問題で、電気料金の値上げも申請するなど大変なご迷惑をお掛けしています。しかし、株主総会で経営者が刷新し、実質国営化されたことを契機として、東電社員は一人残らず、総合特別事業計画をしっかりと実行に移し、やり遂げるとともに、透明性の高い信頼の置ける企業として立ち直る覚悟があると信じています。給与を削減され賞与を見送られても、安定供給のため、使命感を持って仕事に当たるのが伝統的な真の「東電マン」の姿です。報道ステーションは、いつも拝見していますが、いつも厳しいコメントばかりで、正直言うとへこたれてしまうこともままあります。ですが、社員全員がこれらの声を真摯に受けとめて日々信頼回復に向けて努力していることは事実です。いつの日かポジティブで肯定的なコメントを言われるよう、今後も努力していきたいと考えております。