脊髄損傷でありながら、歩行訓練している事に、物凄く感動している松岡さん。そこですかさず“個人差があるので”と、付け加える古舘さんはさすがです。感心しました。一生懸命訓練する姿を伝える事、又その姿に感動する事自体は何ら問題ありませんが、間違った見方をされると、障害がある人でも努力すれば歩ける様になる。言い換えれば、歩けない事は努力(訓練)不足だと理解されてしまう。VTRを見た時には、こういう報道が普通校に通う障害者のイジメのトリガーになるのではとも思いましたが、古舘さんの言葉で安心しました。殆どの障害は、幾ら努力しても良くなるケースは少ないと思います。障害があれば、皆それなりに努力して、少しでも良くなろうと生きているはずですから。