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特集

2019年8月8日

大塚家具 生き残りかけ中国市場へ

大塚久美子社長が率いる『大塚家具』は9日に中間決算を発表する。久美子社長は、高級路線にこだわった父・勝久氏の経営方針を転換し、価格帯の引き下げに踏み切ったが、業績は低迷し3期連続の赤字に陥っている。苦境のなか、久美子社長は生き残りをかけて中国市場に挑むが、そのカギを握るのが“中国家具業界のドン”といわれている『イージーホーム』の汪林朋会長。アリババグループの一員で、中国国内に300店舗を展開。創業20年で売り上げを1兆円まで押し上げた。大塚家具の再建には、汪会長の持つ巨大な販売網の中に入り、中国の富裕層に食い込むことが欠かせない。汪会長は、大塚家具と組むことで顧客サービスや物流のノウハウを取り込みたい考えだという。久美子社長は「日本ではマーケットは大きくならない。中国にマーケットを広げていく。もう一回、自信を持ち直して、PRしていかなければいけない」と語る。

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