温泉と宿の情報

「後生掛温泉」

周辺

宿や温泉でくつろぐ、そして周辺めぐり。秘湯の醍醐味です。
八幡平をめぐる秘湯の旅。岩手県の藤七温泉から秋田県側へと向かいます。江戸時代に源泉が発見されたといわれる「後生掛温泉」。
十和田八幡平国立公園の中に建つ一軒宿、創業100年の「後生掛温泉」。今日は自炊の湯治部に泊まります。
もちろん、ふつうに一泊二食付きで泊まれる旅館部もあります。
湯治部の建物は4つあり、今回泊まるのは「若竹寮」。「若竹寮」は、大部屋の相部屋。ここに布団を敷いて思い思いのスタイルで過ごします。
至る所から蒸気が吹き出している「後生掛温泉」は、源泉のすぐそばに建てられています。この温泉の蒸気と地熱を利用して床下から部屋を暖めているのがオンドル小屋。昔からここに泊まって体を癒してきたそうです。
この白い結晶は、床下からでる蒸気に含まれた温泉の成分が固まったもの。空気中にも温泉の成分が漂うので、それを吸収することで、より効果が上がるとも言われています。