温泉と宿の情報

川中温泉「かど半旅館」

周辺

宿や温泉でくつろぐ、そして周辺めぐり。秘湯の醍醐味です。
伊香保温泉を後にして、吾妻線に揺られること1時間。標高1000メートルをこえる山々に囲まれた中之条町。駅から送迎車で吾妻渓谷を下り一軒宿の秘湯に向かいます。
戦後すぐに開業した「川中温泉かど半旅館」。川中温泉が発見されたのは鎌倉時代と言われています。「日本三美人の湯」のひとつに数えられ、和歌山の「龍神温泉」、島根の「湯の川温泉」と並び、美肌の名湯として知られています。
川の岩盤の裂け目から温泉が湧いている事から、その名がついた「川中温泉」。今はお湯が出ている場所をコンクリートで固めて、パイプでくみ上げています。源泉が湧く岩盤の裂け目は、川を横断するように走っているそうです。
宿には本館と新館がありますが、きょうは本館の客室へ。6畳と8畳の二間続き。シンプルだけどこのすっきりした広さが昔ながらの温泉宿らしくて、とてもいい感じ…。