東御市内にある「アートヴィレッジ明神館」。1993年開業の温泉宿で、日帰り入浴もできます。男女別の大浴場に、見晴らしのいい露天風呂があります。湯船から、雄大な浅間連峰が見渡せます。泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物温泉。温度は43度ほどで、とてもよく体が温まります。宿泊も日帰りも人気の温泉施設。幸先のいい旅の始まりとなりました。

電話番号	0268-67-0001
料金	入浴料 大人650円
泉質	ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉

標高約1000m、山々に囲まれた菱野温泉「常盤館」。明治20年創業の老舗旅館です。客室は全部で36室。常盤館の名物は、登山電車で行く、露天風呂を併設した男女別の大浴場。6人乗りのケーブルカーで、全長130mのレールを登っていきます。元々、斜面の途中に別館があり、本館との行き来に使うため作られたそうです。自分で発車ボタンを押して、出発。乗車時間1分30秒で湯小屋に到着です。石造りの内湯に満たされた無色透明のお湯は、単純温泉。温度は42度ほどで、ちょうどよい湯加減です。お湯につかってしばらくすると…肌に細かな気泡がついていました。単純温泉ですが、炭酸成分を多く含んでいます。開放的な露天風呂から遠くに見えるのは、小諸市の街並み。いつまでも入っていたくなる、気分爽快な湯船です。山の上にはもう一つ人気の施設、丸太小屋の本格サウナがあります。ロウリュで自由に湿度を上げて、汗を流したら、沢の水をひいた水風呂へ。サウナ好きにはたまらないひと時です。夕食の定番は、鯉のうま煮。プリっとした卵は、濃厚な味わいです。さらに、バイキングコーナーで様々な料理を、自由に追加できます。非日常な時間を過ごせました。

電話番号	0267-22-0516
料金	17,750円より（一泊二食付・税込）
泉質	単純温泉

長野県上田市にある「鹿教湯温泉」。「鹿教湯」という変わった名前は1200年前、鹿に姿を変えた文殊菩薩がお湯の沸く場所を教えたという伝説が由来となっています。その静かな温泉街の中心にあるのが、江戸時代から続く「つるや旅館」。つるや旅館の代名詞といえるのが「文殊湯」。昭和40年ごろに改装されて以来、大切に受け継がれているレトロな湯船です。温度は40度ほどと長湯を楽しめます。文殊湯は今では珍しい内湯の混浴風呂です。本格的な湯治場として、体がご不自由な方が付き添いの方と一緒に安心して入浴できる場所が必要だという考えから、混浴風呂を残しているそうです。館内もバリアフリーを意識した作りにしています。緑に囲まれた露天風呂。こちらも混浴風呂です。真下を流れる川からの涼やかな風を感じられる気持ちのいいお風呂です。混浴に抵抗がある方のために、2か所の貸切風呂もあります。夕食は、肉も魚もそろった、程よいボリュームのお膳。源泉で炊いた煮物は、すっきりとした出汁で、上品な味わいでした。

電話番号	0268-44-2121
料金	15,550円より（一泊二食付・税込）
泉質	単純温泉