2024-11-15
長野の秘湯乗鞍高原温泉「温泉の宿 Raicho」
標高1500m、中部山岳国立公園の中に佇む乗鞍高原温泉「Raicho」。 2016年に前のオーナーから事業を引き継いで、「現代版の湯治宿」をコンセプトに改装オープンしました。宿には、内湯2つと露天風呂1つの合計3つのお風呂があり、すべて貸切制です。乗鞍岳中腹で自然に湧き出している源泉を約7km引いて湯船に注いでいます。宿全体で毎分20Lの温泉を利用しており、お湯の鮮度にこだわった100%源泉かけ流しができるように、あえて大人3人が同時に入れる程度の湯船にしたそうです。客室は全部で10室、世界の山々の名前がつけられています。温泉の鮮度にこだわる現代版の湯治宿で癒やしの時間を堪能しました。
| 電話番号 | 0263-93-2746 |
|---|---|
| 料金 | 9,150円より(一泊素泊まり・税込) |
| 泉質 | 単純硫黄温泉 |
旅人tabibito

斎藤 恭代Yasuyo Saito
◇出身地:栃木県
長野の秘湯塩類鉱泉「塩井乃湯」
松本市のシンボル国宝・松本城から徒歩5分ほど、創業明治34年、123年の歴史を刻む銭湯「塩井乃湯」。現在の建物は、大正15年に建てられたそうです。脱衣所の天井には、およそ100年前にオランダから輸入したというエンボス装飾の鉄板が張られています。この地で材木業を営んでいた初代が、木を加工する時に出るオガクズの利用法を考えていた折、ここに松本城の殿様がお茶を飲むのに使った井戸水があることを知り、オガクズを燃料にその井戸水を沸かしたお湯で銭湯を始めたそうです。浴室の内装は、1997年に改装しました。多い日には30名ほどの客が訪れる、地元に愛され続ける銭湯を体験しました。
| 電話番号 | 0263-32-1507 |
|---|---|
| 料金 | 入浴料 大人500円 |
旅人tabibito

斎藤 恭代Yasuyo Saito
◇出身地:栃木県
長野の秘湯浅間温泉「湯々庵 枇杷の湯」
430年の歴史を刻む「湯々庵 枇杷の湯」は、松本城主のお殿様の湯治場として、始まったそうです。以前は旅館でしたが1997年に日帰り入浴施設になりました。庭園には、およそ400年前、松本城主(石川康長)が植えたと伝わる松が育っています。日帰り施設にリニューアルした時に新たに作った貸切風呂は、「ここに昔、お殿様専用のお風呂があった」という言い伝えから、この場所に貸切り野天風呂を作ったそうです。岩組みされた湯船の大きさは畳10畳ほど。浅間温泉の共同源泉を42度ほどに調整して湯船を満たしています。PH8.9アルカリ性の柔らかいお湯を堪能しました。
| 電話番号 | 0263-46-1977 |
|---|---|
| 料金 | 入浴料 大人800円/貸切野天風呂 楽斎 入浴料(1名)税込1,500円・貸切料(1組1時間)1,000円 |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉 |
旅人tabibito

斎藤 恭代Yasuyo Saito
◇出身地:栃木県
長野の秘湯美ヶ原温泉「旅館すぎもと」
松本城主の保養地として栄え「御殿の湯」とも呼ばれた美ヶ原温泉「旅館すぎもと」。3棟ある建物の一つ「松軒楼」は国の登録有形文化財です。1989年に改装した浴室のデザインは宿の庭師が考えたそうで、男女の浴室の境目には美ヶ原高原の岩盤である鉄平石を並べました。床面は、滑りにくい十和田石が敷かれています。露天風呂は、湯船の底まで伊豆産の丸い石が敷き詰められており、お湯が少し青味がかって見えます。お湯の浮力もあり、丸い石に身を任せるとちょうど良い刺激を感じます。夕食には地元の食材を使った創作料理が並びます。こだわりの詰まった宿で贅沢な時間を堪能しました。
| 電話番号 | 0263-32-3379 |
|---|---|
| 料金 | 16,650円より(一泊二食・税込) |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉 |
旅人tabibito

斎藤 恭代Yasuyo Saito
◇出身地:栃木県




















