標高800m、妙高高原にある「赤倉温泉」。坂道に沿って、数十件の宿が軒を連ねています。そこに、観光客に人気の日帰り入浴施設「滝の湯」があります。石造りの、巨大な露天風呂が設られています。赤倉温泉のシンボルともいえる、ダイナミックな湯船です。お湯はカルシウムやマグネシウムなど、様々な成分を含んでおり、温度は43度ほどで、よく温まります。

電話番号	0255-87-2958
料金	入浴料 500円
泉質	カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉

開湯200年を超える「赤倉温泉」。その源泉は、妙高山の中腹にあるといいます。ここから引き湯しているのが「赤倉パークホテル」。2024年12月に「湯の宿 望月」として、リニューアルオープンします。男湯には、レトロな雰囲気の丸型の湯船が２つ設られています。源泉かけ流しで、お湯の中には細かな湯の花がたくさん舞っていました。宿のメイン料理はグリルで焼き上げた「黒毛和牛のステーキ」。絶妙な焼き加減で、とろけるように柔らかく、うま味があふれています。朝、宿の主人たちが、湯守りの作業をしていました。赤倉温泉では、道路の下に配管を張り巡らせ、それぞれの宿に源泉が送られています。源泉が流れるパイプに、ロープを流し込んでいきます。すると…お風呂の湯口から、大量の湯の花が出てきました。パイプに付着したお湯の成分を、ロープの摩擦でこすり落とすのだといいます。

電話番号	0255-87-2221
料金	14,450円より（一泊二食付・税込）
泉質	カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉

笹倉温泉「龍雲荘」には3つの大浴場と貸切風呂があります。その中の1つが野趣あふれる露天風呂です。お湯は、無色透明で、重曹成分を多く含み、昔から笹倉温泉は「美肌の湯」として知られています。源泉は、宿の脇を流れる川から湧いているといいます。もう1つが、木造りの浴室。大きな桶の形をした湯船の横には、寝湯も設られています。自然の中で、静かにお湯を楽しめます。龍雲荘の目玉料理が「すっぽん鍋」。関西の専門業者から取り寄せているという、癖のないすっぽんです。すっぽん特有のコラーゲンは、ゼリーのようにプルプルの食感です。そして、お楽しみは「締めの雑炊」。上品なコクが余すことなく味わえる、最高の一品でした。

電話番号	025-559-2211
料金	21,700円より（一泊二食付・税込）
泉質	ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉