2024-03-15
長野の秘湯蓼科温泉「小斉の湯」
元々この場所に宿があって、今のご主人が40年前に買い取ったそうです。7年ほど前からは宿の営業を辞め、男女別の露天と内湯、貸切風呂を備えた立ち寄り入浴施設として続けています。男性専用の露天風呂、「見晴しの湯」元は混浴でしたが、立ち寄り施設にした時に男性用露天風呂になりました。標高1275mに作られた露天風呂からは、お天気が良ければ真下に蓼科湖、遠くには、南アルプスを望むことができます。お湯はPH2.8の酸性で無色透明です。露天風呂は、家具職人の学校を卒業した先代のご主人が友人と2人で作ったそうです。宿を始めた当初は、36度ほどの源泉を加温して使用していましたが、現在は、新たに86度ほどの源泉を、4km先から引いて湯船に注いでいます。
| 電話番号 | 0266-67-2121 |
|---|---|
| 料金 | 入浴料(大人)700円(税込) |
| 泉質 | ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉 |
旅人tabibito

斎藤恭代Saito Yasuyo
◇出身地:栃木県
長野の秘湯奥蓼科温泉「信玄の薬湯 澁・辰野館」
大正8年(1919年)創業当初、奥蓼科は、馬で宿までくるのが主流でしたが、初代ご主人が多額の費用を投じ自動車による旅人の送迎を始めるなど、地域の発展にも尽くしたそうです。信玄の薬湯では、「奈良時代の末期に開湯した」と伝わる歴史のあるPH2.7、酸性のお湯が注がれます。殺菌作用があり武田信玄の家来や軍馬の傷を癒したと伝わっています。湯あたりしやすいため長湯しないよう、湯船の深さは90cmと少し深く作られています。湯の花は、江戸時代中頃から明治、昭和10年頃まで樽に詰めて湯の花そのものを生のまま販売していましたが、今はその作り方を継承しながら、乾燥した湯の花を販売しています。
| 電話番号 | 0266-67-2128 |
|---|---|
| 料金 | 21,900円より(一泊二食付・税込) |
| 泉質 | 単純酸性冷鉱泉 |
旅人tabibito

斎藤恭代Saito Yasuyo
◇出身地:栃木県
長野の秘湯奥蓼科温泉郷「山の宿 明治温泉」
宿の開業は明治21年 ですが、それ以前の江戸時代の中頃にお湯が発見されたと言われ、近郊の農家の湯治場として親しまれていたそうです。男女別の内湯は、温泉成分に鉄が含まれるため、浴槽が茶褐色に染まっています。源泉は、浴室から15mほど離れた場所で自然湧出していて、傾斜を利用して浴室まで引かれています。源泉は24度ほどで、源泉がそのままかけ流されている湯船、少し加温して温めの36度に調整されている湯船、41度に調整されている湯船があり、3つの温度で茶褐色のお湯を楽しめる名湯です。
| 電話番号 | 0266-67-2660 |
|---|---|
| 料金 | 入浴料(大人)1,000円(税込) |
| 泉質 | メタケイ酸などによる温泉法2条 に規定する温泉 |
旅人tabibito

斎藤恭代Saito Yasuyo
◇出身地:栃木県
長野の秘湯横谷温泉「横谷温泉旅館」
大正12年(1923年)創業の一軒宿、81の客室がある大型旅館です。露天風呂付特別室は、6畳の和室に12畳のベッドルーム、温泉の露天風呂を備えた贅沢な作りとなっています。宿の代名詞と言える渓谷沿いの巨石露天風呂は、横谷峡に元々あった巨石にそうように作られました。泉質は、単純鉄冷鉱泉。鉄分に加え、二酸化炭素を多く含む茶褐色のお湯をかけ流しで楽しめます。旅館の300m上流の渋川沿いには地下10mから湧き出している自家源泉があり、総湯量は、なんと毎分1080L。自然の力強さを肌で感じる秘湯に癒やされます。宿には貸切風呂が隣り合わせで2種類あり、4畳を超える湯船には42度に調整されたお湯が満たされています。鉄分に加え、天然の保湿成分と呼ばれるメタケイ酸を豊富に含んだお湯を独り占めできます。
| 電話番号 | 0266-67-2080 |
|---|---|
| 料金 | 15,550円より(一泊二食付・税込) |
| 泉質 | 単純鉄冷鉱泉 |
旅人tabibito

斎藤恭代Saito Yasuyo
◇出身地:栃木県




















