創業は、明治19年地元に愛され続けている銭湯です。淡いピンク色を基調とした懐かしい雰囲気の浴室。何度か改修を行っていて、地元の住民を中心に1日およそ180人ほどが訪れるそうです。諏訪大社下社秋宮から300mほど離れた場所から湧き出す源泉を引いています。源泉の温度は57度ほどで、井戸水を加えて温度を下げています。この日は44.5度ほど。かなり熱めですがPH8.7アルカリ性で肌触りの良い無色透明のお湯です。

電話番号	0266-27-1076
料金	入浴料（大人）280円
泉質	ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉

宿で2つの源泉を持ち、それぞれ朱の湯と白の湯であることから「双泉 朱白」の名が付けられました。「朱の湯」が満たされているのは大浴場の内湯。鉄分が含まれた茶色いお湯です。露天風呂には、無色透明の上諏訪の共同源泉「白の湯」が満たされています。源泉は63度程と高温ですが湯船では41度に調整され露天風呂からは、諏訪湖を一望することが出来ます。夕食は12個の小鉢と柔らかい肉質が特徴の信州プレミアム牛。彩り豊かな品々が並びます。

電話番号	0266-52-2660
料金	23,150円より（一泊二食付・税込）
泉質	朱の湯：ナトリウムー炭酸水素塩温泉 白の湯：単純温泉

住宅街の小さな入り口の奥にある「大和温泉」。明治28年にご主人の祖父が温泉付きの空き地だったこの土地を買い、自分専用の温泉として使っていたそうです。 PH8.7アルカリ性単純硫黄温泉。諏訪エリアでは、珍しい硫黄泉は、薄い緑色のお湯です。源泉の温度が、70度ほど高いためゆっくりとお湯を注ぎ温度を調整しています。風情ある緑色の丸いタイルとステンレスの湯船が印象的な作りです。

電話番号	0266-52-3659
料金	入浴料（大人）500円
泉質	アルカリ性単純硫黄温泉

「布半」の名前は、江戸の末期に、この地で呉服屋を営んでいた藤原半助が旅籠屋を始め「布屋の半助」から「布半」の屋号になったそうです。5階のスタンダートな10畳の和室からは、諏訪湖が目の前に広がります。大浴場「鮃の湯」はPH8.3弱アルカリ性の優しい無色透明のお湯です。八ヶ岳から掘り出した石や岩を配置した湯船、内湯の端には、深さ1mほどの立ち湯が作られています。鮃の湯の露天風呂も石造りの湯船、湯口からは、44.5度のお湯が注がれていますが外気の影響で湯船では42度ほど。寒さを忘れる至福の時が流れました。夕食は、丸二日たっぷりの鰹節で煮た宿名物岩魚の甘露煮。骨までそのまま食べれる柔らかさです。信州プレミアム牛も口どけが良く甘みの強い一品。

電話番号	0266-52-5500
料金	20,150円より（一泊二食付・税込）
泉質	単純温泉