250年前、川沿いに立ち込める湯けむりで発見されたと言われる大澤温泉。
池代川沿いに佇む「野天風呂　山の家」。
橋を渡ると築80年を超える木造の建物が出迎えてくれます。
湯船の底からボコボコと湧き出す源泉は、10m程離れた場所から、一切空気に触れずに引き込まれています。その量は毎分180Lを超え、46度ほどの高温です。
外気温によって異なりますが、この日の泉温は43度。
かなり熱めですが、ph8.4の弱アルカリ性でとても柔らかいお湯です。

電話番号	0558-43-0217
料金	入浴料（大人）600円
泉質	カルシウム・ナトリウム－硫酸塩温泉

昭和55年創業の、「海辺のかくれ湯 清流」。
客室数は39室、全てオーシャンビューの作りになっています。
部屋から望める伝兵衛島。見る角度によって、3つにも4つにも見えることから総称して三四郎島と言われ、干潮になると陸地とつながるトンボロ現象は、県の天然記念物に指定されています。
西伊豆の絶景を望む男女別の露天風呂の源泉は、ph9.4のアルカリ性。天然の保湿成分と言われるメタケイ酸が多く含まれ、トロミある優しいお湯です。
夕食は、アワビの踊り焼き、特選和牛「静岡そだち」の石焼きをいただきます。
貸切風呂「だんらん」からは西伊豆の絶景を独り占め出来ます。

電話番号	0558-52-1118
料金	29,850円より（一泊二食付・税込）
泉質	アルカリ性単純温泉

50年前に廃校した大沢里小学校を宿泊施設として再利用した宿です
元は教室だった場所に作られたお部屋は全10室。
小学校が閉校する前の年に、地元の要望で西伊豆町が温泉の掘削を行いました。
男女別の内湯は、元職員室。無色透明のお湯は、少しぬるめの38度ほど。
毎分950Lも湧出する町営の源泉は、25mプールにも注がれています。

電話番号	0558-58-7153
料金	入浴料（町外中学生以上）600円
泉質	カルシウム・ナトリウム－硫酸塩温泉

開湯は江戸時代と言われる土肥温泉の坂聖・玉樟園。敷地面積1200坪、客室数26の宿です。
作家、花登筐が執筆したとされる特別室「こばこ」は、2023年にリニューアル。
8畳の和室と10畳のベッドルーム、更に露天風呂を備えた客室です。
数々の将棋の対局が行われた、この宿。脱衣かごの番号も、将棋のコマがデザインされています。
夕食は、駿河湾の新鮮な海の幸をメインにした懐石料理。中でもウチワエビは、伊勢海老にも負けないと言われる絶品。

電話番号	0558-98-1000
料金	13,350円より（一泊二食付・税込）
泉質	カルシウム・ナトリウム－硫酸塩温泉