山形県南部の街、米沢。駅から車で20分、小さな温泉街があります。
小野川温泉です。
街の中心に、小野川温泉のシンボルともいえる共同浴場・尼湯があります。
脱衣場とつながった内湯は、いかにも湯治場の風情があります。
無色透明のお湯は、ふんわりと硫黄の香りが漂います。
湯舟の底を見ると、たくさんの白い湯の華が積もっています。
源泉はおよそ80度で、塩分を多く含む泉質です。

電話番号	0238-32-2740
料金	入浴料 200円
泉質	含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉

尼湯の斜向かいに、趣のある佇まいの宿があります。
扇屋旅館です。
室町時代に創業したと伝えられる老舗の温泉宿です。
客室は、リフォームされたばかりのベッドタイプの和洋室です。
男女別に内湯があります。
源泉の温度がおよそ80度と高温の為、42度ほどに調整しています。
心地よい硫黄の香りが漂います。
湯口の堆積物が、成分の濃さを物語っています。
夕食は食事処で頂きます。
肉も魚も揃った食卓。
扇屋旅館では、山形県内、特に米沢の名産品にこだわっています。

電話番号	0238-32-2522
料金	12,650円より（一泊二食付・税込）
泉質	含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉

米沢駅から車で30分、赤湯温泉を訪ねます。
江戸時代から奥州街道の宿場町として栄えた温泉街です。
今日泊まるのは、旅館大和屋。
創業300年の老舗の宿です。
館内は洋風で、骨董品や絵画が至る所に飾られ、まるで美術館のような雰囲気です。
内湯は、大理石の壁にステンドグラスが映えるローマ風呂です。
お湯からは、ほのかに硫黄の香りが漂います。
お湯の温度は43度ほどで、やや熱め。
大和屋では、源泉かけ流しにこだわっています。
もう一つの大浴場が、豪快な岩風呂になっています。
夕食は、季節ごとに地元の旬の食材が使われています。

電話番号	0238-43-2257
料金	13,350円より（一泊二食付・税込）
泉質	含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉