国別対抗戦2017 みどころ

“最強コンビ”羽生結弦&宇野昌磨で、日本が「団体戦」世界一に挑む!

3月末に行われた世界選手権では、フリーで223.20点の世界歴代最高得点を更新!合計321.59点でショート5位からの大逆転優勝で、3年ぶりに世界王者に返り咲いた羽生結弦。フリーでは自身初となる200点超えとなる214.45点をマーク。合計でも初の300点超えで、羽生が持つ世界歴代最高330.43点に次ぐ、319.31点をマークし、銀メダルに輝いた宇野昌磨。世界選手権ワンツーの“最強コンビ”、羽生結弦宇野昌磨が日本を“団体戦”世界一に導く!

羽生 結弦 Yuzuru HANYU

宇野 昌磨 Shoma UNO


羽生結弦、シーズン最終戦で再び「世界歴代最高得点」なるか!?

3月末に行われた世界選手権では、フリーで世界歴代最高得点を更新したが、ショートでは完璧な演技ができなかった羽生結弦。今シーズン最後の演技となる「国別対抗戦」では、ショートとフリーでの世界歴代最高得点の更新に期待がかかる!


女子は世界選手権5位の三原舞依&樋口新葉の“高校生コンビ”で挑む!

2月の四大陸選手権で初出場初優勝を飾ると、世界選手権ではショート15位からフリーで10人抜きを果たし、初出場で5位に入った三原舞依17歳。世界選手権では11位と悔しい結果に終わったが、全日本選手権で2位に入るなど、次世代のエース候補として期待がかかる樋口新葉16歳。
共に来年2月の平昌五輪代表候補として注目が集まる“高校生コンビ”が、チーム日本として世界一を目指す!

三原 舞依 Mai MIHARA

樋口 新葉(わかば) Wakaba HIGUCHI


世界一奪還の鍵を握る「ペア」、「アイスダンス」にも注目!

日本のアイスダンス界を牽引してきたリード姉弟の姉キャシー・リードが前回の国別対抗戦終わりで引退。弟のクリス・リードは、シングルからアイスダンスに転向した村元哉中と組んで、競技を続けてきた。村元哉中/クリス・リード組としては、初出場となる国別対抗戦で会心の演技なるか!?
ペアは須藤澄玲/フランシス ブードロ・オデ組が初出場。世界一奪還の鍵を握る「ペア」と「アイスダンス」の滑りに注目!

須藤 澄玲(すとう すみれ) Sumire SUTO フランシス ブードロ・オデ Francis BOUDREAU AUDET

村元 哉中(かな) Kana MURAMOTO クリス・リード Chris REED


オリンピック種目の「団体戦」。来年の平昌五輪へ、注目が集まる!

2014年のソチ五輪で、正式種目として採用された“団体戦”。「国別対抗戦」は、団体戦では唯一となる国際スケート連盟主催の公式戦で、各国男子シングル2名、女子シングル2名、ペア1組、アイスダンス1組の計4種目8名が出場し、各種目の獲得合計ポイントで優勝が争われる。各種目のショートとフリーそれぞれの順位にポイントが付与されるなど、順位決定方法がオリンピックと同じ方式で争われるため、来年2月の平昌五輪へ向けても注目が集まる!


世界ランキング上位6ヵ国が出場!世界のトップスケーターが集結!

国別対抗戦に出場できるのは、今シーズンのグランプリシリーズ、グランプリファイナル、世界選手権など、各国の選手が獲得したポイントを基準にした世界ランキング上位6ヵ国のみ。世界王者の羽生結弦や、世界女王のメドベデワなど、世界のトップスケーターが集結して争われる!

日 本 カナダ ロシア アメリカ 中 国 フランス
世界ランク4位
第1回=銅メダル
第2回=金メダル
第3回=銅メダル
第4回=銅メダル
世界ランク1位
第1回=銀メダル
第2回=銅メダル
第3回=銀メダル
第4回=4位
世界ランク2位
第1回=5位
第2回=5位
第3回=4位
第4回=銀メダル
世界ランク3位
第1回=金メダル
第2回=銀メダル
第3回=金メダル
第4回=金メダル
世界ランク5位
第1回=6位
第2回=不出場
第3回=5位
第4回=5位
世界ランク6位
第1回=4位
第2回=4位
第3回=6位
第4回=6位

シーズン最終戦で“4回転新時代”を制するのは!?

ネイサン・チェン Nathan CHEN (アメリカ)

パトリック・チャン Patrick CHAN (カナダ)

金 博洋(キン ハクヨウ) Boyang JIN (中国)

男子シングルは複数種類の4回転ジャンプを跳ばないと勝てない時代へと突入。中でも高難度の4回転ルッツを跳ぶ中国の金博洋や、フリーで4種類の4回転を跳ぶアメリカのネイサン・チェンは、羽生結弦も一目置く存在である。世界選手権で繰り広げられた4回転ジャンプの争いは、果たして国別対抗戦ではどんな結末を迎えるのか!?


世界女王メドベデワ、シーズン最後の演技で世界歴代最高得点なるか!?

世界選手権では、ショートで自己ベストに迫るスコアで1位に立つと、フリーでは世界歴代最高得点となる154.40点をマーク。合計でも世界歴代最高得点となる233.41点で優勝を果たし、圧倒的な強さで世界選手権連覇を果たしたロシアのメドベデワ17歳。今シーズンはショートとフリーで一度も1位を譲らず、出場した全ての大会で優勝するなど、もはや敵なし!シーズン最終戦となる国別対抗戦では、ショートとフリーでの世界歴代最高得点の更新なるか!?

エフゲニア・メドベデワ Evgenia MEDVEDEVA (ロシア)


エキシビション みどころ

国別対抗戦でしか見ることができない「チーム演技」に注目!

国別対抗戦の最後を飾るのは、“氷上のミュージカル”とも言われるエキシビション。中でも注目は国別対抗戦でしか見ることができない「チーム演技」。開催国の日本と優勝国の2チームが、「チーム演技」を行う。普段は個人で戦う選手が、手を取り合い作り上げる“もう一つの演技”。果たして、どんなコラボレーションが見られるのか!?


エキシビションの「フィナーレ」は何が起こるかわからない!

エキシビションで最も盛り上がるのが、「フィナーレ」。前回の国別対抗戦では、エキシビションのフィナーレで羽生結弦が当時公式戦では誰も跳んだことがない「4回転ループ」に成功!今回も大技が披露されるのか!?シーズン最後の“見納め”を惜しみつつ、来る平昌五輪シーズンへボルテージは最高潮に!

羽生 結弦 Yuzuru HANYU