第45回全日本大学駅伝

ディレクターレポート
7月20日(土)北信越地区予選会

北信越地区選考会が20日、新潟市の東北電力ビックスワンスタジアムで行われました。
当日の天候は晴れて気温は26度。本戦に出場できるのは上位7校中1校です。
出場枠は昨年度から1つ減り、1校という厳しい戦いでした。
各大学8〜10人が3組に分かれて10000mを走り、上位8人の合計タイムによって出場が決まります。(エントリー数によって各組で走る人数は変わる)
注目は、昨年の予選会で1位通過の信州大学と2位の新潟大学。両校が出場枠1つをかけて争う構図が予想されました。

1組目、信州大学の坂野圭史(2年)と宮澤留以(1年)がトップに出るとそのままレースを引っ張り、信州大学が力を見せつけ、そのまま1位・2位でゴール。
新潟大学も負けじと信州大学に迫る走りで、3位・4位と続きました。
昨年の予選会初出場から着々と力をつけている新潟医福大学もこの2校に迫る走りを見せていました。

2組目では、最初にトップ集団にいた信州大学が失速し、結果4位、5位と出遅れてしましました。トップに立ったのは新潟大学。粘りの走りを見せ1位・2位でゴール。信州大学・新潟大学共にどちらも譲らない、接戦のレースが繰り広げられ、残るは最終組へと託されました。

迎えた最終組。
各校の主力が揃い、序盤は各選手とも相手の様子を伺う集団の走り。すると、信州大学の大野雄揮(3年)と新潟大学の住柔(3年)が抜け出します。レース終盤、この2人に金沢大学の川端洋平(2年)が追いつくと、信州大学の大野雄揮(3年)が前に出て2位との差を広げ、そのままトップでゴール。2位には、金沢大学の川端洋平(2年)。住柔(3年)は3位でゴール。そして信州大学、新潟大学の残りの選手たちも上位でゴール。両者の戦いは、誰も予想がつかない思わぬ結果となります・・・!
総合結果は、新潟大学 4時間19分16秒、信州大学 4時間19分17秒。
なんと4時間以上の激戦が、わずか1秒差で決着。
新潟大学が、2位の信州大学を振り切り優勝。3大会連続9回目の全日本出場を決めました。

そして地方予選ということで、今回は新潟のグルメをご紹介。
今回は駅の中にある、へぎそば専門店の「越後長岡 小嶋屋」さんを訪れました。
「へぎそば」とは何?と思われる方もいると思います。
へぎそばは、布海苔(ふのり)をつなぎに使っている蕎麦で、新潟県の特産品の一つです。「へぎ」というのはそばを盛る四角い木枠の器のこと。そこに一口分毎に丸めたそばを並べ、それを「へぎそば」と言っていたのですが、今では布海苔を使ったそばを「へぎそば」と言うようになりました。
海藻がつなぎになっているので、色は緑がかっていて、つるつるとした食感が特徴です。



新潟の駅の中にあるので是非立ち寄ってみてください!