おはなしリスト
2024年10月19日放送
「骨(ほね)川スネ夫テレビ」「ショージキデンパ」
「骨(ほね)川スネ夫テレビ」
のび太やドラえもんとテレビを見ていたスネ夫は、「どのテレビ番組もつまらない」「自分が作った方がおもしろい」などと言い出す。それを聞いたドラえもんが取り出したのは、『テレビ局セット』。このセットを使えば、自分が作った番組をテレビで放送することができるのだ。
スネ夫は大よろこびでさっそく番組作りにチャレンジ。まずは、ラーメン屋さんや和菓子(がし)屋さん、パン屋さんなど町内の絶品(ぜっぴん)グルメを紹介(しょうかい)する『グルメランキング』を放送すると、どこも行列ができるほどの大にぎわい。
さらに、スネ夫のペットのチルチルが登場する『チルチルの部屋』は、なんと視聴率(しちょうりつ)が70%となるなど、スネ夫の番組は大人気となり、町のみんながスネ夫のテレビに夢中(むちゅう)になる。
気をよくしたスネ夫は、本格(ほんかく)的にテレビ局の運営(うんえい)をスタート。さまざまな番組を作り始め、さらに休みの日は、朝から夜まで放送することに。
みんなの期待が高まる中、はたしてスネ夫はその期待にこたえ続けることはできるのか…!?
「ショージキデンパ」
のび太がスネ夫からかりた双眼鏡(そうがんきょう)を、クラスメイトの本山にかしたところ、返してもらっていないのに返したと言われてしまう。スネ夫からは、人からかりたものをさらに別の人にかすのが悪いと言われ、のび太がなくしたにちがいないと決めつけられてしまった…。その上、その双眼鏡はパパがスイスで買ってきた高級品だというのだ。
話を聞いたドラえもんはのび太をうたがいつつも、どんなウソつきも本当のことをしゃべってしまうという『ショージキデンパ』を取り出す。すると、のび太はショージキデンパをドラえもんに向けて、スイッチをオン。ドラえもんは思わず、「のび太くんのカンちがいだよ」と本音を口にしてしまう。
それを聞いたのび太はおこりつつも、ショージキデンパを手に本山の家へ。ところが、居留守(いるす)をつかわれてしまう。そうとは知らないのび太が本山を探していると、ジャイアンがみんなを空き地にあつめて、歌を披露(ひろう)していて…!?
(「ショージキデンパ」てんとう虫コミックスプラス第7巻より)