楽曲紹介
2015年1月25日
名曲「動物の謝肉祭」に詩をつけた!-
♪1:「動物の謝肉祭」 より
朗読「はじまり」 〜 ♪1 序奏
朗読「ライオン」 〜 ♪2 堂々たるライオンの行進
朗読「カメ」 〜 ♪3 亀
朗読「ゾウ」 〜 ♪4 象
朗読「水族館」 〜 ♪5 水族館
朗読「ピアニスト」 〜 ♪6 ピアニスト
朗読「白鳥」 〜 ♪7 白鳥
朗読「終曲」 〜 ♪8 終曲作曲 : カミーユ・サン=サーンス
朗読詩 : 谷川俊太郎
演奏 : 児玉麻里、児玉桃(ピアノ)、加藤知子(ヴァイオリン)、岡本誠司(ヴァイオリン)、川本嘉子(ヴィオラ)、上野通明(チェロ)、谷口拓史(コントラバス)、工藤重典(フルート)、吉田誠(クラリネット)、竹島悟史(パーカッション)
朗読 : ことのみ児童合唱団
<動物の謝肉祭>
1886年、謝肉祭の最終日に開かれたプライベートな夜会を楽しむために作曲。全14曲からなる組曲。参加した音楽家たちの担当楽器に合わせて作曲した為、珍しい編成になっている。
今回は原曲と同じ編成。
「亀」
当時の人気曲、オッフェンバック作曲の喜歌劇「天国と地獄」のフレンチ・カンカンを引用。
わざとゆっくり演奏することで悠長な亀の歩みを表現。
「象」
巨体のゾウを大きなコントラバスに見立て、軽やかにワルツを踊る対比をユーモラスに描く。
「水族館」
水槽の水が揺れ動く様子を2台のピアノが描き、泳ぐ魚をフルートと鉄琴(原曲はグラスハープ)、弱音気をつけたヴァイオリンという金属的な音色の楽器ばかりを使って、キラキラする様子を表す。
「ピアニスト」
動物の中にピアニスト(人間)を仲間入りさせ、練習曲ばかり弾いている無能なピアニストを風刺。この曲を演奏する際は、初心者の不器用さを真似して弾くよう楽譜に指示されている。
「白鳥」
チェロの独奏曲として有名。「動物の謝肉祭」は非公開の夜会で演奏され、風刺的な内容も含んでいたため、サン=サーンスは生前、公の場での演奏や出版を禁じたが、「白鳥」だけは許可した。
「終曲」
軽快なリズムにのってこれまでに出た動物達が登場。謝肉祭は華やかに幕をとじる。