題名のない音楽会

毎週日曜 あさ放送
【BS朝日】毎週日曜よる11時放送

放送内容

2014年12月28日

2014年12月28日(日) あさ9時より放送
なんてったってオーケストラ〜日本で活躍する外国人楽団員

大人気企画の「なんてったって」シリーズ。今回は、日本のオーケストラで活躍する外国人団員に注目した「なんてったってオーケストラ」をお送りしました。彼らがなぜ日本を選んだのか。彼ら外国人だからこそ分かる、海外オケと日本のオケの違いや、日本の音楽界の不思議な風習などに注目しました。
♪宮本文昭、ジョナサン・ハミル、ハラルド・ナエス、ピーター・リンク、ルドヴィート・カンタ

出演者 宮本文昭
1949年東京生まれ。世界的オーボエ奏者として、フランクフルト放送交響楽団、ケルンWDR交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラなどの首席オーボエ奏者を歴任し、高い評価を得てきた。惜しまれながらも2007年オーボエ奏者として40年のオーボエ演奏活動にピリオドを打つ。現在は、指揮者としてサイトウ・キネン・オーケストラをはじめ、数々のオーケストラを指揮し、2012年4月からは東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団初代音楽監督に就任している。2007年には自らプロデュースするオーケストラMAP'S(コンサートマスター・矢部達哉)を旗揚げし活動を続け質実剛健、荘厳華麗な音楽の世界を築いている。東京音楽大学教授。
公式ホームページ  http://www.miyamotofumiaki.com/

ジョナサン・ハミル
米国フロリダ州出身。ニューヨークのジュリアード音楽院を卒業。フロリダ管弦楽団のC.ウォール、メトロポリタン歌劇場管弦楽団のJ.ランズマン、シカゴ交響楽団のD.クレヴェンジャーの各氏に師事。1999年にシビック・オーケストラ・オブ・シカゴで1年間研鑚を積む。また1999年から3年間パシフィック・ミュージック・フェスティバルに参加。第71回日本音楽コンクール・ホルン部門第2位。2001年から東京交響楽団首席ホルン奏者。

ハラルド・ナエス
9歳より父親が指揮を務めるブラスバンドでコルネットの演奏を始める。2002年、ノルウェー国立音楽院卒業。学生時代よりオスロフィルハーモニー管弦楽団、ベルゲンフィルハーモニー管弦楽団、ノルウェー放送管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団、ノルウェー王国海軍軍楽隊など、北欧の様々なオーケストラで演奏活動を行い、同時にシモーネ・ヤング、マンフレッド・ホーネック、レイフ・セゲルスタム、マリス・ヤンソンス、ヘルベルト・ブロムシュテットの指揮の下、ノルウェーの国内の他、ヨーロッパツアーも行う。オスロ・フィルハーモニー管弦楽団前首席トランペット奏者であるヤン・フレデリック・クリスチャンセン氏に師事。兵庫県立芸術文化センター管弦楽団を経て、2007年6月より京都市交響楽団団員、2010年より京都市交響楽団首席トランペット奏者に就任。

ピーター・リンク
アメリカ合衆国バージニア州出身。バージニア州ノーフォーク陸軍音楽学校卒業後、1996年から3年間アメリカ陸軍軍楽隊のメンバーとして日本に派遣。帰国後シカゴのデポール大学に入学し、在学中はフロイド・クーリー(元サンフランシスコ交響楽団)、ジーン・ポコーニ(シカゴ交響楽団)、ロジャー・ロッコ(バンダークック大)などの名手に師事した。03年シカゴシビックオーケストラ首席テューバ奏者に就任。その後シカゴ交響楽団、シンシナティ交響楽団、デトロイト交響楽団など、全米各地のオーケストラに出演。07年夏にはタングルウッド音楽祭において講師を務めるなど、米国若手ナンバーワンの地位を確立した。08年に仙台フィルハーモニー管弦楽団テューバ奏者に就任。現在は日本各地で演奏やマスタークラスを行っている。日本語を自由に操れる数少ない外国人ブラスプレイヤーである。現在はオーケストラでの演奏のみならず、Tuba-labo.、ZAI-MASUのメンバーとして、室内楽の分野でも精力的に活動を展開している。12年なにわ(オーケストラル)ウィンズ、サイトウ・キネン・オーケストラメンバー。14年ボストン交響楽団アジアツアーに参加、及びボストン大学においてマスタークラスを行った。

ルドヴィート・カンタ
オーケストラ・アンサンブル金沢首席チェロ奏者。スロヴァキア・ブラティスラヴァ出身。1977年のハラデッツ・オパヴァ・ベートーヴェンコンクール第1位、80年プラハの春国際音楽コンクールで第2位入賞及びチェコ・スロヴァキア文化庁最優秀特別賞を受賞など、数々の国内外の音楽コンクールで上位入賞を果たす。

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