放送予定

2015年10月4日

2015年10月4日(日)あさ9時より放送
【BS朝日】
2015年10月11日(日)よる11時より放送
「バッハをめぐる音楽会」

10月より「題名のない音楽会」5代目司会者に就任するヴァイオリニスト五嶋龍を迎えた初回放送です。J.S.バッハをクラシックの象徴と捉え、クラシック音楽の在り方と共に番組の方向性を提示します。また、スタジオジブリ映画を始め映画音楽などで多くの名曲を生み出した巨匠・久石譲さんが番組の新テーマ曲を書き下ろしました。久石譲さん自らの指揮でお被露目します。スペシャルゲストは黒柳徹子さんです。
皆様、どうぞお楽しみに!
♪黒柳徹子、久石譲、藤原道山、上妻宏光、山井綱雄、沼尻竜典、日本フィルハーモニー交響楽団

出演者 黒柳 徹子  くろやなぎ てつこ
東京・乃木坂に生まれる。父はヴァイオリニスト、NHK交響楽団のコンサート・マスター。トモエ学園から香蘭女学校を経て東京音楽大学声楽科を卒業しNHK放送劇団に入団。NHK専属のテレビ女優第1号として活躍。その後、文学座研究所、ニューヨークのMERRY TARCAI(メリー・ターサイ)演劇学校などで学ぶ。アメリカのテレビ番組、ジョニー・カーソンの『ザ・トゥナイト・ショー』など、多くのアメリカのテレビ番組に出演。また、タイム、ニューズウィーク、ニューヨーク・タイムズ、ヘラルドトリビューン、ピープルなどに日本の代表女性として紹介される。日本で初めてのトーク番組『徹子の部屋』は40年目をむかえる。著作『窓ぎわのトットちゃん』は800万部というベストセラーの日本記録を達成。アメリカ、イギリスなどの英語圏、ドイツ、ロシア、中国語圏、アラビア語圏など世界35ヶ国で翻訳される。日本語版の印税で社会福祉法人トット基金を設立。プロの、ろう者の俳優の養成、演劇活動、手話教室などに力を注ぐ。ユニセフ(国連児童基金)親善大使としてアフリカ、アジアなどを訪問。メディアを通して、その現状報告と募金活動などに従事。日本ペンクラブ会員。ちひろ美術館(東京・安曇野)館長。東京フィルハーモニー交響楽団副理事長。日本パンダ保護協会名誉会長など。

久石 譲  ひさいし じょう /作曲家
1950年、長野県出身。国立音楽大学在学中よりミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽の作曲家として出発。84年の映画『風の谷のナウシカ』以降、『菊次郎の夏』『おくりびと』『悪人』『かぐや姫の物語』『小さいおうち』など数々の映画音楽を担当。日本アカデミー賞最優秀音楽賞をはじめ国内外で受賞歴多数。近年はクラシックの指揮活動のほか、現代の音楽の作品を手掛けるなど、活動の場は多岐にわたる。2009年紫綬褒章受章。国立音楽大学招聘教授。2016年にオープン予定の長野市芸術館芸術監督を務める。

沼尻 竜典  ぬまじり りゅうすけ /指揮者
リューベック歌劇場音楽総監督、びわ湖ホール芸術監督、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ音楽監督。1990年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。以来ロンドン響、モントリオール響、シドニー響、ベルリン・ドイツ響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、フランス放送フィル、パリ室内管等のオーケストラ、ケルン、ミュンヘン、ベルリン、バーゼル、シドニー等の歌劇場へ客演している。第1回出光音楽賞受賞。

藤原 道山  ふじわら どうざん /尺八
10才より尺八を始め、人間国宝・故山本邦山に師事。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。2001年CDデビュー。自身の活動と並行して、映画・CM音楽への参加、「ろくでなし啄木」(三谷幸喜作・演出)、「スーパー歌舞伎Ⅱ」(四代目市川猿之助)の舞台音楽を手掛けるなど、幅広い音楽活動を展開。ウィーン・フィルのコンサートマスター率いるシュトイデ弦楽四重奏団とのコンサートツアーも行う。

上妻 宏光  あがつま ひろみつ /津軽三味線
1973年茨城県出身。6歳より津軽三味線を始め、幼少の頃より数々の津軽三味線大会で優勝するなど、純邦楽界で高い評価を受け、2001年メジャーデビュー。伝統的なジャンルのみに留まることなく、国内外において数多くのミュージシャンとのセッションを重ね“津軽三味線の伝統と革新”を追求し続けている。2014年津軽三味線奏者としては初めて、市川海老蔵の本公演に作曲、演奏にて参加。次世代への文化伝承にも力を注いでいる新世代津軽三味線奏者の第一人者である。
オフィシャルホームページ http://agatsuma.tv/

山井 綱雄  やまい つなお /能楽師
金春(こんぱる)流能楽師。73年横浜市出身。79世宗家故金春信高、80世宗家金春安明に師事。金春流能楽師であった祖父の影響で5歳で初舞台。以来「道成寺」「翁」等の数々の大曲を披演。全国にて能楽公演・学校普及公演・講演会・講座を多数開催。また他ジャンル芸術家との競演・創作作品多数。能の新たな可能性に挑む。昨年度、文化庁文化交流使に就任し海外各地での普及にも尽力。

日本フィルハーモニー交響楽団
1956年創立。“音楽を通して文化を発信する”日本フィルは、首席指揮者アレクサンドル・ラザレフを中心に質の高い音楽をお届けする「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ」という三つの柱で活動を行っている。

放送予定曲
  • ♪1:
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.27,No.2 より 第1曲 Obsession

    作曲 : E.イザイ

    ヴァイオリン : 五嶋龍

  • ♪2:
    シャコンヌ
    (無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ第2番 BWV1004第5曲)

    作曲 : J.S.バッハ
    編曲 : 伊賀拓郎

    ヴァイオリン : 五嶋龍
    尺八 : 藤原道山
    津軽三味線 : 上妻宏光
    能舞 : 山井綱雄

  • ♪3:
    「ヴァイオリン協奏曲」第4楽章 capriccio

    作曲 : I.ストラヴィンスキー

    ヴァイオリン : 五嶋龍
    指揮 : 沼尻竜典
    演奏 : 日本フィルハーモニー交響楽団

  • ♪4:
    番組新テーマ曲 「Untitled Music」

    作曲 : 久石譲

    ヴァイオリン : 五嶋龍
    指揮 : 沼尻竜典
    演奏 : 日本フィルハーモニー交響楽団

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