放送内容

2015年3月15日

2015年3月15日(日) あさ9時より放送
【BS朝日】
2015年3月21日(土)ごご5時30分より放送
2015年3月22日(日)よる11時より放送
限界を超えて生まれる音!クラシック界最強の4人組

クラシック界で活躍する4人の精鋭たちによって結成されたモルゴーア・クァルテット。もともとショスタコーヴィチの残した15曲の弦楽四重奏を演奏するために結成されましたが、ロックを四重奏で演奏するなど、クラシックの枠を越えて活動しています。「怒り」が演奏活動の源だというモルゴーア・クァルテット。今回は常に限界に挑む彼らの音楽性に焦点を当てて特集しました。また彼らが長年望んでいたジャズ・ピアニスト山下洋輔との共演も実現。新しい世界を切り開きました。
♪モルゴーア・クァルテット、山下洋輔

出演者 MORGAUA QUARTET  モルゴーア・クァルテット
ショスタコーヴィチの残した15曲の弦楽四重奏曲を演奏するため1992年秋に結成された弦楽四重奏団。翌’93年6月に第1回定期演奏会を開始。’98年1月、第10回「村松賞」受賞。‘05年4月、マイスター・ミュージックから《ボロディン:弦楽四重奏曲集》を発売。‘11年5月、2010年度「アリオン賞」受賞。‘12年6月‘14年5月に日本コロムビアからリリースした、全曲荒井英治編曲のプログレッシヴ・ロック・アルバム《21世紀の精神正常者たち》、《原子心母の危機》の発売と共にボーダーレスな弦楽四重奏団としての高い評価を受ける。モルゴーア・クァルテットの斬新なプログラムと曲の核心に迫る演奏は常に話題と熱狂を呼んでいる。「モルゴーア」はエスペラント語(morgaŭa=明日の)に原意を持つ。
●第1ヴァイオリン:荒井英治(東京フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスター)
●第2ヴァイオリン:戸澤哲夫(東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスター)
●ヴィオラ:小野富士(NHK交響楽団元次席ヴィオラ奏者)
●チェロ:藤森亮一(NHK交響楽団首席チェロ奏者)

山下 洋輔  やました ようすけ/ピアニスト
1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。内外のジャズ・アーティストとはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラなど異ジャンルとも意欲的に共演する。1988年、山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。昨年は、山下洋輔スペシャル・ビッグバンドのアルバム「ボレロ|展覧会の絵」を発表し、ツアーを行なう。多数の著書を持つエッセイストとしても知られる。

Broadcast