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10月31日の放送内容

ピアノで描く「もののあはれ」〜加古隆の世界

人の心にふれる、やさしく、時に厳しい音楽を奏でるピアノの詩人、加古隆の音楽の世界を紹介。
♪加古隆(ピアノ)、須川展也(サクソフォン)、奥村愛 (ヴァイオリン)、金 聖響(指揮)、
日本フィルハーモニー交響楽団

出演者

○加古 隆  かこ たかし /作曲家・ピアニスト

作曲を東京藝術大学・大学院、パリ国立音楽院で学び、オリヴィエ・メシアンに師事。アカデミックな作曲家の道を目指しつつ、フランスでの在学中にピアニスト・デビュー。帰国後は作曲家でありピアニストとして幅広い作品を発表し活躍。映画「阿弥陀堂だより」「博士の愛した数式」、NHKスペシャル「映像の世紀」のテーマ曲「パリは燃えているか」などで知られ、今年12月に公開予定の映画「最後の忠臣蔵」でも音楽を担当した。



○奥村 愛  おくむら あい /ヴァイオリニスト

7歳までアムステルダムに在住。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースで学ぶ。第48回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位、第68回日本音楽コンクール第2位他、受賞多数。各地でのリサイタルをはじめ、国内外のオーケストラとも多数共演。親子向けコンサートなども積極的に展開中。TV・ラジオ出演も多く、多彩な活躍で注目されている。最新CDは08 年12月発売の「ザ・ベスト」(エイベックス・クラシックス)。
ホームページ http://www.geocities.jp/musicaprimo/



○須川 展也  すがわ のぶや /サクソフォン奏者

東京藝術大学卒業。2つのサックスコンクールにて首位を獲得してデビュー。ソリスト活動のほか、アンサンブルほか各オーケストラとの共演も多数。現在、東京佼成ウインドオーケストラのコンサートマスターも務める。海外でもオーケストラやブラスとの公演も多い。幅広いジャンルのミュージシャンからの信頼も厚く、多方面で活躍中。30枚近くのCDを既にリリース。世界中にファンを持つ、日本を代表する管楽器奏者の一人である。



○金 聖響  きむ せいきょう /指揮者

大阪府生まれ。タングルウッド音楽祭にて小澤征爾氏に師事。ウィーン国立音楽大学で湯浅勇治、レオポルド・ハーガーの各氏に師事。98年「ニコライ・マルコ国際指揮者コンクール」で優勝。海外ではパリのラムルー管、ソウル・フィルなどへの客演で好評を博した。また国内では全国の主要オーケストラに客演を重ねている。2009年4月から神奈川フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任し、同年12月よりオーケストラ・アンサンブル金沢のアーティスティック・パートナーに就任。また2010/11年シーズンからベルギー・フランダース交響楽団の首席指揮者に就任する。



○日本フィルハーモニー交響楽団

1956年創立。“音楽を通して文化を発信する”日本フィルは、首席指揮者アレクサンドル・ラザレフを中心に質の高い音楽をお届けする「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ」という三つの柱で活動を行っている。



楽曲紹介

 
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