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5月30日の放送内容

音色のうま味~日本音楽の美学

邦楽奏者で人気・実力共にトップを誇る「二大貴公子」尺八・藤原道山さんと津軽三味線・上妻宏光さんをお迎えしました。日本文学を研究されている東京大学教授ロバート・キャンベルさんと共に、その裏に隠された「日本の美学」に迫りました。
♪藤原道山、上妻宏光、ロバート・キャンベル

出演者

○藤原 道山  ふじわら どうざん/尺八演奏家

10歳より尺八を始め、人間国宝 山本邦山に師事。東京芸術大学大学院音楽研究科修了。2001年CDデビュー。アルバム・コンサート制作、舞台音楽制作、映画音楽に参加、ウィーン・フィルメンバーによるスペシャルアンサンブルとも共演するなど幅広く活動。またソロと並行して、ピアノ/妹尾武、チェロ/古川展生でのユニット『KOBUDO-古武道-』としても活動している。http://www.dozan.jp


○上妻 宏光  あがつま ひろみつ/三味線プレーヤー

1973年茨城県出身。幼少の頃より数々の津軽三味線大会で優勝を重ねる等、純邦楽の世界で高い評価を受ける。また海外アーティストとの共演も多く日本の伝統楽器と西洋の音楽との融合を行うなど、独自のアプローチで高い評価を得ながら“津軽三味線の伝統と革新”を追求し続けている。
- ソロ・デビュー10周年記念公演 -
(1)生一丁!ツアー(8/29~全国17箇所)
(2)特別公演~伝統と革新~(11/23 東京Bunkamuraオーチャードホール)


○ロバート・キャンベル

東京大学大学院総合文化研究科教授、日本文学を担当。専門は江戸時代から明治期の日本漢詩文で、それをベースの芸術・思想・メディア論など関心が多岐にわたっている。ニューヨーク生まれ。趣味は山歩きと観劇、仲間と美酒を酌み交わし語り合うことが大好き。『読むことの力』(講談社選書メチエ、編)などの著作がある。



楽曲紹介

 
Untitled Concert