かつてゲーテは「4人の理性的な人間の対話」と評した、ハーモニーの元とも言える弦楽四重奏の魅力を特集しました。ゲストにピーコさんをお招きし、「オトナ」についてお話いただきました。
♪ピーコ、大谷康子弦楽四重奏団
○ピーコ /ファッション評論家
1945年横浜生まれ。ファッション評論家、シャンソン歌手。双子の弟おすぎと共にラジオで「おすぎとピーコ」としてデビュー。
以後、ラジオ・テレビへの出演・講演など多岐にわたり活動している。ファッション・ジャーナリストとして服飾評論はもとより、「ピーコのシャンソン&トーク」の会も定期的に開催しており、2004年にはシャンソン歌手としてCDデビューを果たし、活動の場を広げている。
○大谷康子 おおたに やすこ/ヴァイオリニスト
東京藝術大学、同大学院博士課程修了。全日本学生音楽コンクール第1位。シェリング来日記念コンクール第2位。国内外でのリサイタル、オーケストラとの共演のほか室内楽など多方面で活躍している。現在、東京交響楽団ソロ・コンサートマスター、東京音楽大学教授。CDは『深紅のシャコンヌ』(ソニー)『メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲』(キング)など8枚が好評発売中。
使用楽器 は1708年製ピエトロ・グァルネリ。
○大谷康子弦楽四重奏団
大谷康子が第一ヴァイオリンを務め、全国にカルテットの楽しさを届けている。古典からラテンまでレパートリーが広く、多彩で肩の凝らないプログラム選曲とメンバーによる楽しいおしゃべりで人気上昇中のグループ。
第1ヴァイオリン:大谷康子
第2ヴァイオリン:田尻 順
桐朋学園大学を卒業。群馬交響楽団を経て首席奏者として東京交響楽団に入団、1998年にアシスタントコンサートマスターに就任。シリウス弦楽四重奏団を結成し室内楽の分野でも活躍している。
ヴィオラ:青木篤子
桐朋学園出身。宝塚ベガ音楽コンクール、東京音楽コンクール等で優勝。ヴェーラ弦楽四重奏団メンバー。2008年9月より東京交響楽団首席ヴィオラ奏者を務める。
チェロ:西谷牧人(にしや まきと)
東京藝術大学、大学院修了後インディアナ大学にて研鑽を積み、2005年佐渡裕氏率いる兵庫芸術文化センター管弦楽団に入団。2008年より東京交響楽団首席チェロ奏者。

|