世界で初めてジャズとクラシックを融合させたシンフォニック・ジャズの名曲「ラプソディ・イン・ブルー」。この作品はわずか3週間という短期間で制作されました。今回は楽曲制作の過程に焦点をあてお送りしました。
♪松永貴志(ピアニスト)、金聖響(指揮)、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
○松永貴志 まつなが たかし/ピアニスト
1986年兵庫県出身。5歳の頃よりピアノ、オルガンを始め、10歳にしてCD「SPAIN」を発表。13歳で、ジャズピアノの巨匠・ハンク・ジョーンズに「ずば抜けた演奏」と言われるなど、国内外を問わず数々の大物ミュージシャンと競演を果たし、数々の賞を獲得。活動フィールドはJAZZだけに止まらず、オーケストラのアレンジやポップスのミュージシャンとの競演、テレビ番組のテーマ曲の作曲などにも意欲的に取り組む、21世紀をになうといわれるピアニスト。
○金 聖響 きむ せいきょう/指揮者
1970年大阪府生まれ。14歳で渡米、ボストン大学哲学科を経て、ニューイングランド音楽院大学院指揮科修士課程修了。タングルウッド音楽祭に奨学聴講生として参加し、小澤征爾氏に師事。ウィーン国立音楽大学指揮科で湯浅勇治、レオポルド・ハーガーの各氏に師事。1998年「ニコライ・マルコ国際指揮者コンクール」で優勝。その後「パシフィック・ミュージック・フェスティヴァル(PMF)」等の音楽祭で実績を重ね、国内外のオーケストラへ客演。海外ではデンマーク国立放送交響楽団、パリのラムルー管弦楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団などへの客演で好評を博した。また国内ではNHK交響楽団をはじめ、オーケストラ・アンサンブル金沢、大阪センチュリー交響楽団など全国の主要オーケストラに客演を重ねている。2009年4月から神奈川フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任する。
金聖響公式サイト http://www.seikyokim.com/
○東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
1975年設立。1994年に日本音楽コンクールより、オーケストラとしては初めて特別賞を受賞。1997年より飯守泰次郎が常任指揮者に就任。2002年矢崎彦太郎が首席客演指揮者に就任。2005年ワーグナー作品上演にて三菱信託音楽賞奨励賞を受賞。永久芸術顧問には「題名のない音楽会」初代司会者の黛敏郎。

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