佐渡 裕が子供の頃から憧れる世界的フルート奏者ペーター=ルーカス・グラーフ(80歳)をゲストに招き、夢の共演を。トークゲストは脳科学者の茂木健一郎さん。また、邦楽囃子笛方の福原徹さんにも、日本の笛とトークを披露していただきました。
♪ペーター=ルーカス・グラーフ(フルート)、茂木健一郎(脳科学者)、福原徹(篠笛・能管)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 他
○ペーター=ルーカス・グラーフ/フルート
1929年スイス生まれ。チューリッヒ音楽院でアンドレ・ジョネに、パリ音楽院でマルセル・モイーズらに師事。ヴィントゥアー市立管弦楽団、ルツェルン音楽祭管弦楽団で首席フルート奏者を歴任。1953年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝。<チェックアップ>や<シンギング・フルート>など著名なフルート教則本の著書としても知られ、バーゼル音楽院教授として長く後進を育成してきた。20世紀を代表する世界的名フルート奏者として、80歳の現在も世界中でマスタークラスや演奏活動を続けている。
○茂木 健一郎 もぎ けんいちろう/脳科学者
ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授、早稲田大学国際教養学部非常勤講師。1962年東京生まれ。近著に「脳は0.1秒で恋をする」「音楽の捧げもの ルターからバッハへ」「すべては音楽から生まれる」(PHP研究所)などがある。
○福原 徹 ふくはら とおる/邦楽囃子笛方
1961年東京生まれ。寶山左衛門(人間国宝・六世福原百之助)に入門、福原徹の名を許される。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業後、邦楽囃子笛方として、長唄など古典を中心とした演奏活動を続けると共に、創作や新しい形の演奏会の企画などにも携わる。平成13年度文化庁芸術祭大賞受賞。CD「lift off」「徹の笛」ほか。
○神奈川フィルハーモニー管弦楽団
1970年3月に発足。定期演奏会等の演奏会の他、オペラ、バレエからポップスに至るまで幅広いジャンルで活躍し、全国的な活躍を続けている。2009年4月に金聖響を常任指揮者に迎え、今最も注目されているオーケストラである。

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