番組おなじみのアレンジャーが腕を競い合う企画です。映画をテーマに「もしもこの映画が○○だったら・・・」というあり得ない仮定で新しい音楽を創造していただきました。
♪前田憲男（作・編曲家）、渡辺俊幸（作曲家）、栗田信生（作・編曲家）、
　 山下康介（作・編曲家）、東京交響楽団

○前田　憲男　　まえだ　のりお／作・編曲家

1934年大阪生まれ。独学でピアノを習得し、1955年上京。ジャズピアニストとしての実力を高く評価されると共に、アレンジャーとしても頭角を現し、以来 今日に至るまで ステージ、テレビなど 幅広い分野で音楽活動を展開。1983年 日本レコード大賞「最優秀編曲賞」、ジャズ界の最高位に価する「南里文雄賞」を受賞。プレイはもとより作・編曲家としても日本を代表する一人である。大阪芸術大学音楽学科教授。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~norioarr/index2.html

○渡辺　俊幸　　わたなべ　としゆき／作曲家

青山学院大学入学と同時にフォークグループ「赤い鳥」のドラマーとしてプロデビュー。その後、さだまさし氏のプロデューサー、編曲家としての活動を経てアメリカへ渡りバークリー音楽院、ボストンコンサーバトリーなどで作曲と指揮を学ぶ。帰国後は作曲家としてＮＨＫ大河ドラマ『利家とまつ』『毛利元就』、ドラマ『大地の子』『どんど晴れ』、映画『モスラ』『サトラレ』『解夏』等多数の音楽を担当。ポップスオーケストラの指揮も含め、活動は多岐に渡る。
http://www.toshiyuki-watanabe.com/

○栗田　信生　　くりた　のぶお／作･編曲家

1960年鎌倉生まれ。フランスパリ国立音楽院（コンセルバトワール）にて音楽書式学を専攻。各種賞を受賞し同院卒業。８年間欧州での音楽活動後帰国。帰国後服部克久氏の音楽アシスタントを務め、のちに日本の音楽芸能界に編曲家としてデビュー。
現在は「歌謡コンサート」「紅白歌合戦」(NHK)をはじめ、クラシックから演歌、民謡に至るまであらゆるジャンルの音楽をこなす、マルチミュージックディレクターとして活動中。

○山下　康介　　やました　こうすけ／作・編曲家

1974年静岡県浜松市生まれ。東京音楽大学作曲専攻（映画・放送音楽コース）卒業。直後に映像作家の大林宣彦監督と出会い、最新作「その日のまえに」までの同監督作品の多くに携わる。昨年はＮＨＫ連続テレビ小説「瞳」や映画「花より男子　ファイナル」などの劇伴音楽を担当し話題を呼ぶ。また「題名のない音楽会」（テレビ朝日系）における編曲や宮本亜門氏のミュージカルの音楽監督を務めるなど、幅広く活動している。
日本作編曲家協会(JCAA)理事。

○東京交響楽団　とうきょうこうきょうがくだん

1946年創立。音楽監督にユベール・スダーン、桂冠指揮者に秋山和慶、常任指揮者に大友直人、正指揮者に飯森範親を擁する。現代音楽を数多く初演しており、これまでに文部大臣賞、京都音楽賞大賞、サントリー音楽賞など数々の賞を受賞している。新国立劇場においてもオペラ・バレエ公演を担当。川崎市のフランチャイズ・オーケストラ、また新潟市とは準フランチャイズ契約を結んでいる。
ホームページ http://www.tokyosymphony.com