１９６９年〜１９９５年まで全４８作が公開された山田洋次監督、渥美清主演による国民的人気映画「男はつらいよ」。もしこの作品で寅さん役をハリウッド・スターが演じたらという仮定のもと、山本直純作曲の名曲が、ハリウッド・サウンドに生まれ変わりました。

「スターウォーズ」は１９７７年〜２００５年、６部作で公開されたジョージ・ルーカス監督作品。２００８年には「スターウォーズ／クローン・ウォーズ」も公開されました。ルーカスは黒澤明監督の大ファンで、日本の時代劇の影響も随所に見られます。全作品に共通するお馴染みのテーマ曲はジョン・ウィリアムス作曲によるもの。

「００７」シリーズは１９６２年から現在まで、同一キャラクターを主人公にしたスパイ映画としては最も長寿なシリーズ。イギリス諜報部で殺人許可証を許された「００７」ことジェームズ・ボンドが世界を股にかけ活躍します。今回はボンドの本業がもしも納棺師だったら？という、アカデミー外国語映画賞受賞作品もびっくりの設定でした。

「炎のランナー」は１９８１年のイギリス映画で、２人の主人公が差別と宗教の壁と闘いながら、オリンピックのゴールドメダリストになる物語。ヴァンゲリスが作曲したテーマ曲は、映画とは関係のないドキュメンタリーやスポーツ番組などで、感動的なシーンのスロー再生のBGMによく使用されています。