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4月19日の放送内容

欲望の音楽・ワルツの歴史

浅田真央選手がフィギュアスケートで使用したことで一躍有名になったハチャトゥリャン「仮面舞踏会」のワルツ。優雅な印象のワルツですが、実は“欲望の音楽”とも言えます。今回はワルツの歴史を遡りながらどのようにワルツが変わったのかを研究しました。
♪青島広志(作曲家)、村井頌子(バロック・ダンス研究家)、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

出演者

○青島広志  あおしま ひろし/作曲家

1955年東京生まれ。東京藝術大学大学院(修士課程)を首席で卒業。オペラに造詣が深く、オペラの自作品も数多く、高い評価を受ける。また、独自のユニークな視点での執筆活動、音楽会の構成、演出、指揮・ピアノ出演、最近はイラストレーターとしてなど多岐にわたり活躍中。現在東京藝術大学・都留文科大学講師。「題名のない音楽会」アドバイザー。


○村井頌子  むらい しょうこ (バロック・ダンス研究家)

桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。ウィーン国立音楽大学チェンバロ科卒業。長年、桐朋学園大学音楽学部にて、チェンバロ及び古典舞踊講師として勤めた。現在、昭和音楽大学、同短期大学部講師。全日本ピアノ指導者協会正会員。横浜音楽文化協会会員。二期会フランス歌曲研究会会員。スペインのルネッサンス舞踊をA.イエペスに、エスクエラ・ボレラ(18、19世紀のスペイン舞踊)をB.d.ヴァリェに師事。全国各地でバロック音楽演奏法と舞曲についての講座を開く。チェンバロ奏者、ピアノ伴奏者としても活躍中。


○東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

1975年設立。1994年に日本音楽コンクールより、オーケストラとしては初めて特別賞を受賞。1997年より飯守泰次郎が常任指揮者に就任。 2002年矢崎彦太郎が首席客演指揮者に就任。2005年ワーグナー作品上演にて三菱信託音楽賞奨励賞を受賞。永久芸術顧問には「題名のない音楽会」初代司会者の黛敏郎。


楽曲紹介

 
Untitled Concert