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2月1日の放送内容

日本の巨匠(1)黛敏郎

日本の音楽界が誇る作曲家をクローズアップする新シリーズ。第一回は初代司会者でもある黛敏郎の特集です。1961年、黛の作品「饗宴」はレナード・バーンスタインと小澤征爾の指揮でニューヨーク・フィルが演奏しました。佐渡と彼の2人の師匠を結ぶこの作品を取り上げます。
♪黛りんたろう(演出家)、片山 杜秀(音楽評論家)、佐渡 裕(指揮)、
  東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

出演者

○片山 杜秀  かたやま もりひで (音楽評論家)

1963年生まれ。音楽評論家、思想史研究者。慶應義塾大学法学部准教授。著書に『音盤考現学』『音盤博物誌』『近代日本の右翼思想』、共著書に『伊福部の宇宙』『戦後日本音楽史』『日本主義的教養の時代』等。またナクソス・レーベルの日本作曲家シリーズの企画構成を手掛ける。2008年に吉田秀和賞とサントリー学芸賞(社会風俗部門)を受ける。


○黛 りんたろう  まゆずみ りんたろう (演出家)

1953年東京生まれ。「題名のない音楽会」初代司会者・黛敏郎の長男。学習院大学文学部哲学科卒。大河ドラマ「花の乱」「秀吉」「義経」、正月時代劇「雪之丞変化」ほか。松竹映画「RAMPO」ほか。時代劇作品多数。


○東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

1975年設立。1994年に日本音楽コンクールより、オーケストラとしては初めて特別賞を受賞。1997年より飯守泰次郎が常任指揮者に就任。
2002年矢崎彦太郎が首席客演指揮者に就任。2005年ワーグナー作品上演にて三菱信託音楽賞奨励賞を受賞。永久芸術顧問には「題名のない音楽会」初代司会者の黛敏郎。


楽曲紹介

 
Untitled Concert