バーンスタイン・シリーズ第3弾!今回はバーンスタイン作曲「交響曲第2番<不安の時代>」を特集します。ピアニストとしても優れていたL.バーンスタインでしたが、彼の作品のピアノ性と時代感覚について焦点を当てます。
♪ブルーノ・フォンテーヌ(ピアノ)、玉木正之(スポーツ&音楽ライター)、佐渡 裕(指揮)、
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
○ブルーノ・フォンテーヌ/ピアノ
4歳でピアノを始め、若干11歳で国立パリ高等音楽院に入学。その才能はクラシックの枠を越え、フランス内外のポピュラー・シンガーやロック・ミュージシャンのプロデュース/アレンジ等でも活躍。中でもドイツの歌姫ウテ・レンパーのアルバムとワールドツアーでは音楽監督を務め記録的な大成功を収める。近年は映画音楽も多数手がけるなど、フランス音楽界を代表するマルチなアーティスト。
○玉木正之 たまきまさゆき/スポーツ&音楽ライター
1952年京都市生まれ。東京大学教養学部中退。在学中から新聞雑誌にスポーツ、音楽、演劇、映画関係の記事を執筆。スポーツ&音楽ライター。小説家。テレビのコメンテイター等でも活躍。桐蔭横浜大学客員教授、立教大学非常勤教師も務める。主な著書は『スポーツとは何か』(講談社現代新書)『スポーツ解体新書』(朝日文庫)『クラシック道場入門』『オペラ道場入門』(小学館)『京都祇園遁走曲』(文春文庫)『ベートーヴェンの交響曲』(金聖響と共著・講談社現代新書)など。
○神奈川フィルハーモニー管弦楽団
1970年3月に発足。地元企業からの支援や、文化庁、神奈川県、横浜市、川崎市からの助成を受ける。定期演奏会や特別演奏会の他、オペラ、バレエからポップスに至るまで幅広いジャンルで活躍し“神奈川の文化のシンボル”として親しまれるとともに、全国的な活躍を続けている。2000年より常任指揮者に現田茂夫、2002年よりポップス・オーケストラ音楽監督に藤野浩一が就任。2007年4月にハンス=マルティン・シュナイトを音楽監督に迎え、いま最も注目されているオーケストラである。

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