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1月18日の放送内容

アジアン・パワー!

いまやアジア出身の演奏家は、伝統音楽のみならず、クラシックの分野にも注目を浴びております。 今回はそんな演奏家を3名お招きし、その魅力をお伝えします。
♪ユン・ソン(チェロ)、許可(二胡)、ケン・シェ(指揮)、東京交響楽団

出演者

○許可  シュイ・クゥ/二胡

中国・南京生まれ。1982年中国国立中央音楽学院を卒業。翌年国立中央民族楽団の首席二胡奏者 に就任。89年、中国芸術家代表団の音楽監督としてアメリカ公演を行い「ヒューストン市名誉市民」となる。 96・99年と2度のアメリカ・ツアーでは、バトン・ルージュ市の名誉市民、ニューオリンズ市芸術賞を受賞。2000年より、ヨーヨー・マの「シルクロード・プロジェクト」にて共演。カーネギーホールのリサイタルや2008年5月ドイツ・ベルリン・フィルハーモニーホールにて楽団員と室内楽にて共演。2004年3月からは母校・中国国立中央音楽学院客員教授に就任。 東京とNYに在住。


○ケン・シェ  指揮

1980年カナダ生まれ。6歳からカナダ王立音楽院でピアノを学び、12歳からは打楽器を学ぶ。ブリティッシュ・コロンビア大学でピアノと打楽器を専攻後、桐朋学園、洗足学園大学院にて指揮課程を修了。 指揮を秋山和慶、岡部守弘、湯浅勇治らに師事。現在、バンクーバーメトロポリタンオーケストラの音楽監督兼首席指揮者を務める。07年8月まではバンクーバー交響楽団のアシスタント指揮も務めた。2006年にはカナダ政府文化評議会より最優秀若手指揮者に与えられる「ジャン・マリ・バデ賞」を授与された。近年は兵庫芸術文化センター管弦楽団、大阪センチュリー交響楽団、広島交響楽団、群馬交響楽団など日本のオーケストラの客演も多く、注目が高まっている。


○ユン・ソン  チェロ

1974年韓国出身。10歳でソウル・フィルハーモニック・オーケストラと共演しデビュー。ジュリアード音楽院に進学し、在学中に数々の賞を獲得。卒業時、最優秀演奏を行った卒業生に贈られる「Artist Leaderchip Award」を受賞。2002年パウロ国際チェロ・コンクールで優勝。2008年、世界的指揮者チョン・ミュンフンの指名でソウル・フィルハーモニック・オーケストラのゲスト首席チェリストに就任。また才能に恵まれながらも、経済的な理由から特別な音楽教育を受けることが出来ない子供のための学校長を務める等、後進の育成にも努めている。現在はニューヨークとヨーロッパを拠点に活動。


楽曲紹介

 
Untitled Concert