楽曲紹介
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1月18日の楽曲紹介

♪1:チャールダーシュ
作曲: V.モンティ
二胡 :  許可
指揮 :  ケン・シェ
演奏 :  東京交響楽団

“チャールダーシュ”とはそもそもハンガリーの代表的な民族舞曲で、“酒場風”という語源を持ちます。作曲家モンティはイタリア・ナポリ出身で、自身が作ったマンドリン楽団のためにこの作品を作曲しました。ジプシー・ヴァイオリンの名手ロビー・ラカトシュの演奏が有名で、超絶技巧を披露する際にヴァイオリンでこの作品がよく演奏されます。



♪2:「ルスランとリュドミラ」 序曲
作曲: M.グリンカ
指揮 :  ケン・シェ
演奏 :  東京交響楽団

ロシアの作曲家グリンカ1842年の作品。軽快で華麗な作風のこの作品はオーケストラでよく演奏され、いかに速く演奏できるかが、オーケストラの技巧の見せ所となっています。歌劇は古代ロシアが舞台でルスランとリュミドラの婚礼の祝宴時、悪魔が花嫁リュミドラをさらうが、ルスランが救い出し再び結ばれる、という内容です。



♪3:チェロ協奏曲
作曲: サン=サーンス
Vc :  ユン・ソン
指揮 :  ケン・シェ
演奏 :  東京交響楽団

サン=サーンス1872年から73年にかけて作曲。サン=サーンスは全部で2曲のチェロ協奏曲を書きましたが、この作品は第1番で、第2番は現在ほとんど演奏されません。全体が1楽章形式で書かれており、軽快な明るさに満ちています。運弓の技巧が優れていなければこの作品を優美に演奏できない難曲でもあります。

放送内容

 
Untitled Concert