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12月14日の放送内容

ジャパニーズ・パワー〜ローカルからグローバルへ〜

日本の伝統音楽発〜グローバルな活躍を見せる日本人アーティストを特集します。
♪上妻宏光(津軽三味線)、中孝介(ヴォーカル)、
  やなわらばー(ヴォーカル&三線/ギター)、ケン・シェ(指揮)、東京交響楽団

出演者

○やなわらばー/ボーカル&三線・ボーカル&ギターのユニット

ボーカルと三線(さんしん)担当の石垣優(いしがき ゆう)、ボーカルとギター担当の東里梨生(あいざと りお)の石垣島で生まれ育った幼なじみの二人によるユニット。2003年にデビューした二人は全国各地のイベント&ストリート&ライブハウスで音楽活動を展開。2005年には渡米。約2週間に渡り西海岸で音楽活動を行った。2006年7月にリリースした「唄の島」からプロデューサーにRYOJI(from ケツメイシ)を迎え、2007年8月にリリースした1STアルバム「歌ぐすい」は週間ヒットチャート6位を記録。10月には全国各地で初のワンマン・ツアーを行った。2008年、シングル「サクラ」は、ドラマ主題歌に抜擢。4月には東京・大阪で行われた初のワンマンホールコンサート。今年9月17日にはカバーアルバム「凪唄」をリリース。


○上妻 宏光 あがつま ひろみつ/津軽三味線

1973年茨城県に生まれる。6歳より津軽三味線を始め、15歳で“全日本津軽三味線競技大会”史上最年少優勝。“津軽三味線全国大会”にて、95、96年と2年連続優勝。また伝統楽器津軽三味線の新しい可能性を追求し、他ジャンルとのセッションに数多く参加、注目を集める。2001年9月メジャーデビュー。2003年1月にはセカンドアルバムが全米発売、同年2月にはアメリカ東海岸ツアーを行う。2005年1月には、EUツアーも敢行。 2008年8月より行われた宝塚劇場・東京宝塚劇場 月組公演にて音楽制作を担当。また海外アーティスト[Marcus Miller-マーカス・ミラー(B)、David Benoit - デビッド・ベノワ(Key)等]との共演も多く、日本の伝統楽器と西洋の音楽との融合を行った独自のアプローチで高い評価を得ながら“津軽三味線の伝統と革新”を追求し続けている。


○中 孝介 あたり こうすけ/歌手

1980年鹿児島奄美大島生まれ、現在も奄美に在住。高校生の頃、同年代の女性がシマ唄を歌う姿に衝撃を受け、独学でシマ唄を始める。2000年に奄美民謡大賞で新人賞。同年、日本民謡協会の奄美連合大会で総合優勝。2006年シングル「それぞれに」でメジャーデビュー。同シングルは香港の大スター、アンディ・ラウが広東語でカバーしている。同年11月にはアルバム「触動心弦」を日本より先駆けて台湾でリリース。台湾での音楽チャートで最高位1位を獲得。2007年に日本でリリースしたシングル「花」、アルバム「ユライ花」は共に大ヒット。9月には初の全国ツアーを実施。10月には台湾での単独公演にも成功。今年公開のアン・リー監督の映画「ラスト、コーション」のオフィシャルイメージソングを担当するなど、現在注目されている男性シンガーである。


○ケン・シェ/指揮

1980年カナダ生まれ。6歳からカナダ王立音楽院でピアノを学び、12歳からは打楽器を学ぶ。ブリティッシュ・コロンビア大学でピアノと打楽器を専攻後、桐朋学園、洗足学園大学院にて指揮課程を修了。現在、バンクーバーメトロポリタンオーケストラの音楽監督兼主席指揮者を務める。これまでにフィンランド放送交響楽団、CBCラジオオーケストラ、台湾国立交響楽団、オーケストラロンドンなどに客演。日本では2003年「パシフィック・ミュージック・フェスティバル」(レナード・バーンスタイン創設)に参加。以降、新日本フィルハーモニー、兵庫芸術文化センター管弦楽団、群馬交響楽団、大阪センチュリー交響楽団などを指揮。昨今カナダ、アメリカ、アジアでの活躍が非常に目覚ましい若手指揮者である。


○東京交響楽団 とうきょうこうきょうがくだん

1946年創立。音楽監督にユベール・スダーン、桂冠指揮者に秋山和慶、常任指揮者に大友直人、正指揮者に飯森範親を擁する。現代音楽を数多く初演しており、これまでに文部大臣賞、京都音楽賞大賞、サントリー音楽賞など数々の賞を受賞している。新国立劇場においてもオペラ・バレエ公演を担当。川崎市のフランチャイズ・オーケストラ、また新潟市とは準フランチャイズ契約を結んでいる。
ホームページ http://www.tokyosymphony.com


楽曲紹介

 
Untitled Concert