楽曲紹介
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12月14日の楽曲紹介

♪1:「てぃんさぐぬ花」
<沖縄民謡>
<やなわらばー>
唄&三線 : 石垣 優
唄&ギター: 東里梨生

沖縄を代表する教訓歌で「てぃんさぐぬ花」とは鳳仙花のこと。かつて沖縄では女の子が鳳仙花の花を取り、それをつついた汁を爪先に塗ってマニキュアや魔除けにしていたといいます。歌詞の意味は「鳳仙花の花は爪に染めて、親の教えは心に染めなさい」。やなわらばーのライブはこの曲から始まります。


♪2:「イラヨイ月夜浜」
作詞: 大島保克
作曲: 比嘉栄昇
編曲: 山下康介



<やなわらばー>
唄&三線 : 石垣 優
唄&ギター: 東里梨生
指揮: ケン・シェ
演奏: 東京交響楽団

やなわらばーと同じ石垣島の出身である大島保克作詞、比嘉栄昇(BEGIN)作曲。歌詞は沖縄ことば、八重山ことばに標準語も混ざる混合。歌詞にでてくる「イラヨイマーヌ」は宮古島の方言で、愛しいとか、懐かしさを思うときに使う古語で、お囃子によく使われます。


♪3:「津軽じょんがら節」
<津軽民謡>
津軽三味線: 上妻宏光

一般的に津軽民謡の中で一番知られている曲。津軽じょんがら節には旧節(明治時代までの節回し)、中節(大正・昭和初期の頃…)、新節(中節以降から現在)と3パターンが存在します。


♪4:「砂山」
作曲: 中山晋平
編曲: 山下康介


津軽三味線: 上妻宏光
指揮: ケン・シェ
演奏: 東京交響楽団

「海は荒波、向うは佐渡よ…」で始まる「砂山」は北原白秋の作詞で有名ですが、中山晋平作曲のものと、山田耕筰作曲の異なる2つの「砂山」が存在します。今回は中山晋平作曲の「砂山」を三味線の音色でお楽しみ頂きました。


♪5:「糸繰り節」
<奄美シマ唄>
歌: 中 孝介

明治維新前まで奄美大島に薩摩藩の糸繰り場があり、そこで働く女性たちの間で歌われていた歌。当時、島の庶民は役人の命で糸繰り場での労働を強いられ、仕事がはかどらぬと厳しいせっかんを受けたといい、この歌は働く物の辛さを歌い上げています。


♪6:(1)「路の途中」
作詞: 沢村直子
作曲: 酒井陽一
編曲: 外山和彦

今年10月1日に発売されたアルバム「絆歌」の中の曲。昨年放送されたドラマ「ジャッジ 島の裁判官 奮闘記」の主題歌。この曲には、自分の大切な人とずっと共に歩いて行けたら。そんな幸せなことはないという想いが込められています。

   (2)「絆」
作詞・作曲: 江崎とし子
編曲: 外山和彦


歌 : 中 孝介
指揮 : ケン・シェ
演奏 : 東京交響楽団
ピアノ: 村松充昭

今年9月にリリースされた中孝介の最新シングル曲。以前ライブで披露した楽曲がファンからの熱い要望でシングルになった。レコーディングスタジオで見たテレビで殺人事件のニュースが流れていて、「なんでそういう時代になってしまったんだろう?」と考えはじめたことから、この曲のアイデアが浮かんだといいます。


放送内容

 
Untitled Concert