佐渡裕とも親交の深い作曲家・ピアニストの谷川賢作さんとその父である詩人谷川俊太郎さんをゲストに迎え、その幅広い音楽の世界をお届けします。
♪谷川賢作(作編曲・ピアノ)、谷川俊太郎(詩人) 他
○谷川賢作 作編曲・ピアノ
1960年東京生まれ。ジャズピアノを佐藤允彦に師事。演奏家として、現代詩をうたうバンド「DiVa」、ハーモニカ続木力とのユニット「パリャーソ」、また父である谷川俊太郎と朗読と音楽のコンサートを全国各地で開催。80年代半ばより作・編曲の仕事をはじめ、代表作として映画「竜馬の妻とその夫と愛人」、「その時歴史が動いた」テーマ曲などがある。日本アカデミー賞優秀音楽賞を過去3回受賞。今年、佐渡裕が芸術監督を務める兵庫県立芸術文化センター制作の音楽劇「赤毛のアン」で作曲と音楽監督を担当。
○谷川俊太郎 詩人
1931年東京生まれ。52年「文学界」に詩を発表して注目を集め、処女詩集「二十億光年の孤独」を刊行。以降文筆業を生業として今日に至り、現在までに出版された詩集・詩選集は80以上に及ぶ。その作品の数々は各国語に訳され、世界中に読者を持っている。詩の分野以外でも訳詩やスヌーピーでおなじみの「ピーナッツ」などの翻訳、脚本、写真、ビデオなどさまざまな分野で活躍。楽曲の作詞も数多く、その分野もアニメ主題歌・映画主題歌・童謡・合唱曲・校歌など多岐にわたっている。
○続木 力 ハーモニカ
1958年京都生まれ。高校時代に妹尾隆一郎の演奏に接し、ブルース・ハーモニカを独学する。77年、家業の製パン技術を学ぶべく渡仏するが、80年頃からパリを中心に西ヨーロッパを旅して路上演奏するようになり、89年よりフランスのアーティストのレコーディング、コンサートに参加。92年の帰国後はライブハウス、レコーディングなどの活動を行っている。
○高瀬“Makoring”麻里子 ヴォーカル
谷川賢作と共に「現代詩をうたう」バンド「DiVa」のヴォーカリスト。劇団四季での活動を出発点とするキャリアと才能で独自の世界観を表現。その評価は「まこりんの歌で聞くと、詩が活字で読むよりもずっと深く心に届くのに驚く」・(谷川俊太郎)

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