後進の指導にも力を入れていらっしゃる松岡修造さんをゲストにお迎えし、子供の能力の伸ばし方について話します。演奏は佐渡裕が力を入れる子供演奏家集団スーパーキッズ・オーケストラです。
♪松岡修造、スーパーキッズ・オーケストラ

○松岡修造

1967年、東京生まれ。スポーツキャスター。10歳で本格的にテニスを始め、高校2年のときに、 高校総体単・複・団体で三冠を達成。世界的テニスプレイヤー、ボブ・ブレット氏と出会い、単身フロリダ州タンパに渡り、その後プロに転向。1988年、ジャパンオープン準々決勝でジョン・マッケンローと対戦し、世界に通用する日本人プレーヤーの出現を印象づけた。同年、世界ランキングトップ100の壁を破り、世界のトッププロの仲間入りを果たした。 現在はテレビ朝日「報道ステーション」のスポーツキャスターとして、また「くいしん坊！万才」の11代目レポーターを務めるなど幅広い分野で活躍中。 1998年より、全国から選抜した15歳以下の男子ジュニア選手の「トップジュニアキャンプ」を行っている。世界を目指す選手として、技術面・フィジカル面・メンタル面の育成・指導に力を入れている。

○スーパーキッズ・オーケストラ　Super Kids Orchestra

芸術監督・佐渡裕の提唱により、兵庫県立芸術文化センターのソフト先行事業として、2003年より始まった小学生から高校生までの弦楽器奏者によるオーケストラ。毎年春にオーディションを行い、その年の夏休みに公演を開催。第1回は明石市、市川市、山崎町、第2回は神戸、和田山町、第3回は芸術文化センター大ホール、たつの市、第4回以降は芸術文化センター大ホールで公演を行い、その活動は、毎日放送の特別番組として放送されている。06年には「サントリー一万人の第九」に出演。昨年と今年は「富士山河口湖音楽祭」に参加。着実にその活動の場を広げている。また、多くの卒業生が音楽大学に進学するなど、将来の音楽家を育成する場としても注目を集めている。