「名曲百選(1)ティル・オイレンシュピーゲルの
愉快ないたずら」 |
Rシュトラウスの名曲「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は歌詞がないながらにも、しっ
かりとしたストーリーの基、作曲されています。青島広志氏の紙芝居でストーリーを理解しながら、作曲
者は何を伝えたかったのか、作品の真相を日本シュトラウス協会事務局長・田辺秀樹氏をお招きし研
究します。
♪青島広志(作曲家)、田辺秀樹(一橋大学教授)、佐渡裕(司会・指揮)、東京交響楽団
○青島広志 (作曲家)
1955年東京生まれ。東京藝術大学大学院(修士課程)を首席で卒業。オペラに造詣が深く、オペラの自作品も数多く、高い評価を受ける。また、独自のユニークな視点での執筆活動、音楽会の構成、演出、指揮・ピアノ出演、最近はイラストレーターとしてなど多岐にわたり活躍中。現在東京藝術大学・都留文科大学講師。4月より「題名のない音楽会」アドバイザーに就任。
○田辺秀樹 (日本リヒャルト・シュトラウス協会事務局長)
1948年東京生まれ。東京大学文学部ドイツ文学科卒業後ドイツのボン大学に留学。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教授(ドイツ語・音楽文化論担当)。主要な研究対象はモーツァルト、ドイツ語圏の歌曲、歌劇、芸能など。NHKラジオ・ドイツ語講座「歌で楽しむドイツ語」(2003放送、2005再放送、2008年再再放送)、FM音楽番組での解説などを務める。
○東京交響楽団
1946年創立。音楽監督にユベール・スダーン、桂冠指揮者に秋山和慶、常任指揮者に大友直人、正指揮者に飯森範親を擁する。現代音楽を数多く初演しており、これまでに文部大臣賞、京都音楽賞大賞、サントリー音楽賞など数々の賞を受賞している。新国立劇場においてもオペラ・バレエ公演を担当。川崎市のフランチャイズ・オーケストラ、また新潟市とは準フランチャイズ契約を結んでいる。
●オフィシャルウェブサイトはこちら

|