楽曲紹介
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9月26日の楽曲紹介

♪1:「星への誘い」 より
作曲 : 服部克久

ポピュラー音楽界の巨匠、服部克久さんの2008年の作品。元々は「星界の紋章」というアニメシリーズのテーマとして作曲されたもので、広大な宇宙空間を航行していく宇宙船軍団というイメージだそうです。
【服部氏より中高生へのメッセージ】
「同じメロディのテーマが各楽器によって繰り返されますが、バックの音に埋もれてしまわないようにしっかり演奏して下さい。」



♪2:「秘儀I-管弦合奏のための-」 より
作曲 : 西村朗

現代音楽界の巨匠、西村朗さんの2010年の作品。架空の宗教儀式のための舞曲という設定で作曲されました。その舞踊儀式では、シャーマンが旋回しつつトランス状態に達し、招魂・招霊・降神の媒体となることをイメージしています。
【西村氏より中高生へのメッセージ】
「一見、難しそうな曲に聞こえるが、中高生の若い心でこの曲の魂と命を受け止めて頂けると嬉しいです。」



♪3:「AVE MARIA」 より
作曲 :  新実徳英
合唱 :  NHK東京児童合唱団ユースシンガーズ

合唱界の巨匠、新実徳英さんの2009年の作品。以前、中・高生バンドと大人の混声合唱団の合同演奏でモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を取り上げ、その美しさに感動した事から合唱との作品を作曲されたそうです。
【新実氏より中高生へのメッセージ】
「吹奏楽と合唱、この2つが奏でる美しい響きをこの曲で再認識して頂ければと思います。」



♪4:「新しい行進曲」 より
作曲 : 外山雄三

クラシック界の巨匠、外山雄三さんの2009年の作品。外山さんにとって、初めて作曲した吹奏楽曲。この行進曲の原型は1950年頃、東京音楽学校(現・東京藝大)在学中に書いたピアノの小品。
【外山氏より中高生へのメッセージ】
「明るく、さっさと歩けるような音楽になると嬉しい限りです」



♪5:「LET’S SWING」 より
作曲 : 前田憲男

JAZZ界の巨匠、前田憲男さんの2009年の作品。この曲のリズムセクションには最低限の指定しか書かれていません。それぞれのバンドの打楽器奏者が工夫することで、活きたリズムセクションを構築させるのが狙いです。
【前田氏より中高生へのメッセージ】
「絶え間なく続く“サンバ”のリズムの中で如何に“スウィング”するかを研究して下さい。個々のフレーズはリズムに“乗る”様に演奏されて初めて“活きて”来ます。」



♪6:「ファンファーレ・リズミック」 より
作曲 : 北爪道夫

バンド維新の企画提案者、北爪道夫さんの2010年の作品。この曲は管楽器群のファンファーレ的な響きに、常にパーカッションの細かい周期のリズムが寄り添っていることが特徴的です。色々な楽器それぞれが個性を発揮し、その上で協調・融和を楽しみながら演奏してほしいそうです。
【北爪氏より中高生へのメッセージ】
「一人ひとりの違う音がお互い喜んで溶け合う。小編成合奏の楽しさはそこにあると思います。」




指揮 :  中村芳文
演奏 :  航空自衛隊 航空中央音楽隊



放送内容

 
Untitled Concert