| ソプラノ : |
大山亜紀子 |
| 指揮 : |
沼尻竜典 |
| 演奏 : |
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 |
ソプラノといえばこの曲、という代表曲。舞台は19世紀末の日本・長崎。主人公・蝶々さん(ソプラノ)は15歳の時アメリカ海軍士官ピンカートンに嫁ぎます。一方ピンカートンは日本娘と気楽に結婚という感覚だったので、すぐさまアメリカへ戻ってしまいます。子どもと共に一途に待つ蝶々さん。彼の帰りを信じ、この曲を歌います。
| ♪2:オペラ「イル・トロヴァトーレ」より “炎は燃えて” |
| メゾ・ソプラノ : |
谷口睦美 |
| 指揮 : |
沼尻竜典 |
| 演奏 : |
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 |
ヴェルディ中期を代表する、イタリア・オペラの中で最も声楽的に充実した作品といわれる傑作です。
ジプシーの老女アズチェーナ(メゾ・ソプラノ)は、「妖術を使ったとされた母は傲慢な先代伯爵に火あぶりにされてしまった」と母のことを話し出し、「炎が激しい音を立てる、不気味で忌まわしい炎」と痛ましい歌を歌います。
| ♪3:オペラ「ドン・カルロ」より “聞いてくれカルロ” |
| バリトン : |
黒田 博 |
| 指揮 : |
沼尻竜典 |
| 演奏 : |
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 |
スペイン王子ドン・カルロの親友である侯爵ロドリーゴ(バリトン)のアリアです。ドン・カルロは婚約者を政略結婚により父王に奪われてしまいます。カルロは失恋を忘れようと圧政に苦しむフランドル人民の解放に立ち上がりますが、王への造反者として投獄されます。親友ロドリーゴはカルロを思い「すべては自分の仕業だ」と罪を被り、宗教裁判所長の刺客に銃殺されます。このアリアはその撃たれてから息絶えるまでの間に歌われます。
♪4:オペラ 「ばらの騎士」より
“マリー・テレーズ、私が誓ったことは” |
| ソプラノ : |
佐々木典子 |
| ソプラノ : |
安井陽子 |
| メゾ・ソプラノ : |
加納悦子 |
| 指揮 : |
沼尻竜典 |
| 演奏 : |
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 |
マリア・テレジア治世のウィーン上流社会を舞台に、情事や駆け引きを優美かつ官能的に描いたオペラです。元帥夫人マリー・テレーズ(ソプラノ)の愛人オクタヴィアン(メゾ・ソプラノ。男性役)は、オックス男爵とゾフィー(ソプラノ)の婚約儀式で、花嫁となる人に銀のばらを贈る使者「ばらの騎士」を務めますが、その時オクタヴィアンとゾフィーは恋に落ちます。最後に元帥は二人の愛を感じ取り、身を引くことを決意しますが、そのときに歌うのがこの曲です。この三重唱では元帥夫人とゾフィーは恋敵、オクタヴィアンは女性なのに男役と、みなバラバラの歌詞を歌いますが、美しいハーモニーを奏でます。

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