楽曲紹介
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1月24日の楽曲紹介

♪1:双頭の鷲の旗の下に
作曲 : J.F.ワーグナー
指揮 :  十束尚宏
演奏 :  神奈川フィルハーモニー管弦楽団

旧オーストリアの軍楽隊長を務めたヨーゼフ・フランツ・ワーグナーが作曲。
ハプスブルク家の紋章である「双頭の鷲の旗」を軍旗に掲げ、警備する親衛隊の勇士を描いたもの。 帝政時代のドイツやオーストリアでは、軍旗は皇帝の代理のような意味を持ち、神聖視されていました。



♪2:「魔笛」より 序曲
作曲 : W.A.モーツァルト
指揮 :  十束尚宏
演奏 :  神奈川フィルハーモニー管弦楽団

皇帝と親しかった興行師の依頼により作曲されたモーツァルト、最後のオペラ。
一般的には“オペラ”として知られているが、厳密には“ジングシュピール”というドイツの庶民的な音楽劇の形式をとっています。なかでも超絶技巧を駆使して歌う“夜の女王のアリア”が特に知られています。



♪3:「交響曲第48番(マリア・テレジア)」より第1楽章
作曲 : F.J.ハイドン
指揮 :  十束尚宏
演奏 :  神奈川フィルハーモニー管弦楽団

“交響曲の父”といわれるハイドンは生涯に100曲以上もの交響曲を作曲。 第48番に当たるこの作品は、ハプスブルク家の関連貴族であったハンガリーのエステルハージ家にマリアテレジアが訪問した際、演奏されたことを記念して名前が付けられたそうです。



♪4:ミュージカル「エリザベート」より“愛と死の輪舞”
作詞 : M.クンツェ
作曲 : S.リーヴァイ
ヴォーカル :  姿月あさと
指揮 :  十束尚宏
演奏 :  神奈川フィルハーモニー管弦楽団

美しきエリザベートに心を奪われてしまった死神トートが、死神でありながら“生きているエリザベートに愛されたいと”いう複雑な心境を歌います。この楽曲を制作した“ミヒャエル・クンツェ”・“シルベスター・リーヴァイ”の2人は、コンビで多くのミュージカル作品を世に送り出しています。



♪5:皇帝円舞曲
作曲 : J.シュトラウスII世
指揮 :  十束尚宏
演奏 :  神奈川フィルハーモニー管弦楽団

『国王の建築』という新しいコンサートホールの開場式に向けて作られた作品です。 当初は「手に手をとって」という題名が付いていましたが、その開場式にドイツ帝国皇帝ヴィルヘルム2世とオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世が臨席することから「両皇帝の友情の象徴」として、現在の呼び名に改められたそうです。



放送内容

 
Untitled Concert