楽曲紹介
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10月18日の楽曲紹介

♪1:トルコ行進曲
作曲 : W.A.モーツァルト
編曲 : A.ヴォロドス
ピアノ :  牛牛

モーツァルト作品の中でも有名なピアノ・ソナタ第11番イ長調K331より第3楽章「トルコ行進曲」。 今回はこの楽曲のヴォロドスの編曲によるバージョンで演奏します。ヴォロドスは1972年生まれのロシア人ピアニストで、リストやラフマニノフ、ホロヴィッツなどの超絶技巧変奏曲を得意としています。



♪2:「ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調」 第3楽章より
作曲 : W.A.モーツァルト
ピアノ :  牛牛
指 揮 :  沼尻竜典
演 奏 :  東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

この曲はフランスの超絶技巧の女性ピアニスト、ジェノム嬢がザルツブルグを訪れた際に献呈されたもので、「ジェノム協奏曲」と名づけられています。1777年、モーツァルトが20歳の頃の作品で、この楽曲は特にモーツァルトの個性が強く現れた最初の曲として評価されています。



♪3:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 第1楽章より
作曲 : P.I.チャイコフスキー
ヴァイオリン :  松本紘佳
指 揮 :  沼尻竜典
演 奏 :  東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

1888年作品。ベートーヴェン、メンデススゾーン、ブラームスの「ヴァイオリン協奏曲」と並んで、数多く演奏され、最も広く愛好される「ヴァイオリン協奏曲」。この名曲が出来た当初はひどく非難されたり、「演奏不可能」と言われたりと不評でしたが、後にロシアのヴァイオリニスト、ブロズキーは各国で演奏し続け世界に紹介し名曲と言われるに至りました。



♪4:ハンガリアン・ラプソディ
作曲 : D.ポッパー
チェロ :  上野通明
指 揮 :  沼尻竜典
演 奏 :  東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

ポッパーは19世紀後半から20世紀の初めにかけて、世界的に知られたプラハ生まれの名チェリスト。また、優れた演奏家であるとともにチェロ曲の作曲家として希な天才と言われ、チェロのあらゆる演奏技巧を十二分に駆使して名曲を生み出しました。この楽曲は7つのハンガリー民謡を取り入れ、民族的色彩にあふれた楽曲となっています。



放送内容

 
Untitled Concert